ブッダ全12巻漫画文庫 (潮ビジュアル文庫)

著者 :
  • 潮出版社 (2000年4月1日発売)
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本棚登録 : 1627
感想 : 207
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784267890024

感想・レビュー・書評

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  • 名作です。今更言うまでもありません。

  • 心が洗われるとはこの事なんだと、読んで良かったと思える最高の作品。

    読み終わったら、君も今日からブッダだ!

  • ブッダの苦難に満ちた人生を、鮮やかに描くことに成功した素晴らしい作品です。
    初めて手に取ったのは学校の図書室。命が理不尽に奪われる悲しみや、残された者たちが苦しみながらも力強く生を歩む姿に感銘を受け、夢中になって読みました。以来、ことあるごとに読み返していますが、毎回新しい発見や感動があり、色褪せることはありません。
    手塚治虫による最高傑作だと思います。

  • 20230505
    再読

  • 本作には、あまり法華のバイアスがかかってないと言ふ説を見た。
     お釈迦様が超能力使ったり、悟ってなかったり、あと普通聖人ならかう言ふカストで出るでせうな人がぴゃっと出たり(もちろん作者の捏造で)、なんか、ヘー、である。
    聖人としての傳承しかないは、出自が王子様だはといふ、キャラ動かしにくい人を、ここまでやれるのは天才の所業だなとか思った。
     ビドーダバの出生とか、ダイバダッタの最後が何となく印象に残る。

  • 昔、大学生時代、バイブルと言い張ってた本
    弟に譲った本

    中学生になった仏像好きな息子に話したら、ぜひ読みたいというので、再購入。再読了。

    いつの時代も人間模様は、変わらない
    死を恐れるものあれば、生きることに貪欲なものもいる
    名誉がほしいものもあれば、すべてが疎ましく思うものもある
    時がたち、経験を重ねて、考え方も、生き方も変わる
    関わってきた人たちとの中で結局は、自分自身がどうするか、、、

    目の前に起こることに振り回され、忙しくしてるが結局のところ、自分の心が振り回されてるだけだと再確認

  • 悟りを開いてブッダとなったあとも、わりと苦悩している。

  • 神格化されたブッダが如何に悟りを得たかがわかる。
    誇張された表現は漫画だから仕方がないが、それを差し引いたとしても壮絶だった人生なのは間違いない
    今の世の中、ここまで「苦」について考えられる人はいないだろう。無料や数千円で楽しめることがある状況で、誰が苦に焦点を当てるだろうか。
    そこら辺の新刊で出ているお悩み解決本を読むぐらいであれば、この漫画とヴィパッサナー瞑想本を読んだ方がよっぽど解決するように思う。
    なんせ25世紀に渡り時代を超えている考え方なんだから、年季の入り方が違う。そこらの新刊は25週間(半年)も持たないだろうし

  • 入滅後、ブラフマンに「私が死んだ後の私の教えはどうなるのです?」と焦って聞く様子は、悟った人間の行動ではない、という解説がありましたが、手塚さん自身の心の声だったんでしょうか。

    私は以前ヘッセのシッダールタを読んだ際に、ブッダになぞらえた別の人間の話だととらえてしまいましたが、このブッダもまたそんな感じで創作満載。今ならどちらも、そんなもんだと捉えられますが、もっと事実に基づいたものを読みたいと願うには、釈迦自身の資料が残されていなさすぎるんですかね?

  • 1巻読みました
    まだ何を伝えたいのか全容が見えてこないけれど、ブッダを扱うとあう度胸はすごいなと思いながら読み進めています

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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