ピース・キャッツ 「ミリキタニの猫」画文集

制作 : マサ・ヨシカワ(編著) 
  • 武田ランダムハウスジャパン
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270002384

作品紹介・あらすじ

激動の20世紀を生きた、ジミー・ミリキタニのメッセージを画と言葉で綴る。感性豊かなアートの世界。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ジミー・ツトム・ミリキタニ回顧展―日系人強制収容所と9.11を体験した反骨のホームレス画家―
    同時開催 特別企画展示「丸木スマ展―生命(いのち)をみつめて―」

    会 期 2013年5月14日(火)~7月20日(土)
    休館日 月曜日(ただし7月15日(月・祝)は開館)、7月16日(火)
    時 間 9:30~16:30(入館は16:00まで)
    会 場 立命館大学国際平和ミュージアム 中野記念ホール
    ※特別企画展示は2F展示室内で開催
    参観料 大人400円、中・高生300円、小学生200円
    ※常設展もあわせて見学いただけます。
    ※国際博物館の日(5月18日、5月19日)は入場無料です。

    ◎6月15日(土)公開記念『ミリキタニの猫』上映会とカフェ
    時間:12:00~14:00
    場所:立命館大学 衣笠キャンパス 充光館 地階 301教室
    映画:『ミリキタニの猫』(監督:リンダ・ハッテンドーフ 2006年 アメリカ)
    解説:米山 裕(立命館大学文学部教授、アメリカ史・日系移民史、
    立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)
    「第二次世界大戦による在外日本人の強制退去・収容・送還と戦後日本の社会再建に関する研究」代表)
    ●参加無料、事前申込み不要

    http://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/event/special/2013/exhibition2013_1.html

  • 日系アメリカ人の画家、ジミー・ツトム・ミリキタニを撮ったドキュメンタリー映画「ミリキタニの猫」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/B0018OFI3Gの関連本。
    絵をちゃんと見たくて、画集のつもりで手に取った。
    ミリキタニという不思議な名前は「三力谷」と書くらしい。
    漢字でみると途端に日本人の名前に見えてくる。

    映画は去年の秋から初冬くらいに観た。
    これは映画を観た後で絵をじっくりみるために読むのがいい。
    これを読んで映画に興味をもつんでもいいけれど、どちらにせよ映画があってこそ。
    この本は絵もいっぱいあるけれど映画のパンフレット的な位置づけ。

    映画を観た人の「感想文」はだいたい蛇足でうんざり。
    山田太一の読み方は良かった。そうか、この映画はホームを喪失する話だ。

    絵をちゃんと見られたのもよかった。
    日本画の基礎がしっかりしているからこそあの絵になるのか。


    収容された日系人をほとんど一人で助けたというウェイン・コリンズ弁護士のこと、全然知らなかったしちょこっと探しただけじゃ日本語文献が見つからなかった。
    日本人こそしるべきだろうに。

全2件中 1 - 2件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×