グラフで9割だまされる 情報リテラシーを鍛える84のプレゼン

  • 武田ランダムハウスジャパン
2.69
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本棚登録 : 141
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270003947

作品紹介・あらすじ

相手を説得できるかどうかはひとえにプレゼン資料の出来しだい。元データを変幻自在に歪めたチャートの数々を大公開。どの数字をどんなグラフでどう見せるかによってあなたの頭のよさがわかる。

感想・レビュー・書評

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  • 元データから読み取れる内容とグラフから受ける印象が異なるようなグラフについて、紹介した本。グラフはデータをわかりやすまとめ印象的かつ説得力あるように示す補助資料としての役割を持ち、そこには書き手の意図が存在する。しかし、その意図とは正しく情報を伝えることの他に、都合の良いように読み手を誘導することも含まれる。だからこそ、リテラシーを高め注意深くグラフを読み解くことが重要となる。

    具体的な内容としては、棒グラフの軸を不揃いな値を抜き出して表示したり、不自然な省略をしたり、などがある。

    為になる内容もあったのだが、あまりにも文章が分かりづらい。つまり、海外特有の言い回しやノリを不鮮明な翻訳で書かれているものだから、読み進めるのにストレスがかかるのだ。だから、こういう「詐欺グラフ」を知りたい方は他の本を読まれることをオススメする。

  • いんちきなグラフの作り方や実例を紹介する本です。円グラフ、棒グラフ、折線グラフなど昨今の報道では毎日のように見ますが果たしてその実態はどうなのか?という視点を持てるようになります。学生、社会人などグラフ作成に当たる人は一読すると良いかもしれません。

  • メディアマーカーで見かけて、キャッチーなタイトルに惹かれて購入しました(やはり、booxからw)。,必ずしも、「騙しのテクニック」の分かり易い事例が多いわけではありません。なんだか、訳のわからない事例も多かったりする。,しかし、主張しているのは、聴衆を誘導するために、資料作成を行うべき というもので、こちらには大いに賛同できます。

  • 図書館

  • 本当に騙しテクばかりだった、失敗例紹介は良い

  • 面白かった。絵もきれい。ただ、縦軸の0を切り取ることを十把一絡げに「だましのテクニック」としている部分が気になった。たしかに棒グラフでそれをやったら一律「アウト」な気はするが、折れ線グラフならば、情報によってはセーフの場合も多いだろう。たとえば、指数で表現する情報は 0 を始点にする意味はないものも多いはず(まあ、指数じたいが問題含みの場合も多いけれど)。

  • グラフのごまかし・不備について、
    実際にあった事例を取り上げながら詳細に説明されている。

    騙す必要がある人にはいいかもしれない。

  • グラフの事例紹介は面白いが、訳が悪く読みづらい。

  • 実例が豊富でどういうグラフがダメなのかについて。よくある事例が多く、かつ海外のグラフばかりで実感が沸きにくいのが残念。

  • どうやったら効果的にダマせるのか、
    どうやってダマされるのかに特化して書いてあるかと思ったけれど、
    ページ数を増やして値段を吊り上げるために無理やりそれぞれのグラフの内容までを事細かに網羅しているので、とても読みづらい。

    本のタイトルにまずダマされないほうが良い。

  • こうすればだませるよ!という切り口で、
    情報リテラシーの強化を考える読み物。


    表紙はポップですが、
    まじめに読まないと結構難しいかと。
    文字通り、何でだまされてるのか気づかないとこも。


    読破まで時間がかかりましたが、
    普段グラフを見る機会が多い方、
    書く機会が多い方は、読んでみてもいいのでは?

  • グラフってその名のとおり、視覚的にものごとを分かり易く示してくれますが、
    落とし穴も沢山あるようです。
    そんな反面教師的事例を様々なケースを用いて紹介してくれています。

    この本(⇒<a href="http://booklog.jp/users/keith12/archives/4152085185" target="_blank">■</a>)とあわせて読むと更に注意力が上がるかも知れません。

  • 悪くはないが、読みにくい。
    「統計はこうしてウソをつく」という本の方が具体的で詳しく読みやすい。

  • 読みましょう

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