縮みゆく記憶 (ランダムハウス講談社文庫 ス 2-1)
- 武田ランダムハウスジャパン (2008年8月8日発売)
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感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784270102190
感想・レビュー・書評
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初作家さん 私的には、当たりの作品だった。ドイツ人の名前は混乱することが多いが今作は、登場人物がそれほど多くないので読みやすかった
コンラートに少しづつ痴呆の症状が出てくる過程が丁寧に描かれている。自分の症状に戸惑うコンラートに対するローズマリーの献身さが良かった。
前半、端役に思えたシモーヌが段々と自分の居場所を広げて強くなっていく姿に好感が持てた。妊娠中にも拘らず離婚を決意するとは…ちっと強くなりすぎたかw
でも、シモーヌは下衆ウルスと離婚して大正解だったな。医師クンデルトが度量の大きい男性で良かった。
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