- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784272320257
感想・レビュー・書評
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使用してる単語は平易なのに、すっと理解できない部分が多かった。しかしそんなレビュー他にないので、多分頭がまわってないだけなのだろうけど。
家庭の在り方とか、学校の在り方とか、全てが日本の労働問題に集約されていくのだろうかと思った。間違ってるかもしれないけど、現状ではそれなりに合点がいく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で借りた。
働く、ということについて、若者の行動の分析や
マルクスを引き合いに出すなどして論じている。
軍人と売春婦の対比がおもしろかった。
自由なコミュニケーションが減ったことが仕事を
辛くしている、というのには納得がいった。
昔の田植えを引き合いに出し、田植えは辛いが待ち遠しい
と思っている人がいた、ということが紹介される。
金のため、企業の仕事をこなすため、だけに働くのではない
新しい働き方は自分で考え実践していかないと見つからない
のだと思った。
参考文献が大量に載っているので、勉強するには丁度いい。 -
したい仕事が見つからないからとか、どの会社にも魅力を感じないから働かないというのは、もはや言い訳でも何でもない時代になりました。
僕は痛烈にそう思います。
自分の能力と努力という生産要素を自分という生産主体にエネルギーを無駄遣いしないよう最適配分し、効率的に社会に生きるという実感を生み出すシステムは
現在のところ残念ながら完全に配備されているわけではありません。
主に若者の間に蠢く「自分をマネジメントしたい」という欲求は、どのような方向にこれから発散されるのか、それを決めるのもやっぱり自分です。 -
分類=経済・労働。05年12月。
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先輩が「(著者は)怒っている。資本主義に対して…」と言っていたのがよく伝わってくる気がする。私の進路に大きな影響を与えた本。