テクテクノロジ-革命: 非電化とスロ-ビジネスが未来をひらく (ゆっくりノートブック 2)

  • 大月書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784272320325

感想・レビュー・書評

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  • ・「食えなかったどうしよう」という恐怖感が何か新しいことへのチャレンジのブレーキになっている
    ・平和の為に自分の科学技術をどういかすか
    ・経済が上がると環境と子供の安全が下がる
    ・100%自分のエネルギーを新しい事を生み出す事に注げばいいんです
    ・非電化コンセプト、消費者と生産者の距離を縮める
    ・ストローベイル
    ・ウーファー(wwoofer)
    ・コピーレフト → クリエイティブコモンズ
    ・フリーソフト財団
    ・立身出世主義や都会主義に魅力を感じないで、温もりのある人間関係でいいことやっていく、収入はそんなにおおくなくてもいい
    ・競争が人のえねるぎーを生み出す唯一のものではない
    ・消費呪縛
    ・ビジョン クエスト
    ・ナマケモノ倶楽部
    ・非電化は秘伝化せず
    ・地域自給率を高くしてエネルギーと食糧は地域の循環させる
    ・消費者の共感があればローカル化でもクローバル経営に勝てる
    ・「仲間」をどうオーガナイズして、愉しい場を作るか
    ・「道具」「材料」「ノウハウ」「仲間」「きっかけ」
    ・21世紀型のビジネスは共感をエネルギーに出来る
    ・消費者と生産者の壁を壊す

  • 久しぶりに深い部分でワクワクする本に出会えました。

    サステナビリティーや地域での環境や雇用の課題に関心がある方にはかなりオススメ。

    本当はほうっておけない地方の課題に取り組みたいけど、収入の問題が。。。という人に勇気を湧かせてくれる本です。

    来月からの沖縄での仕事に活かしたいです。

  • 大事なことがたくさん書かれています。
    便利になりすぎたこの社会や謙虚さを失った科学者・技術者への警告。
    藤村さんは、非電化製品の発明家。発展途上国と日本で、本当に必要とされている「道具」をその社会に合った形で発明されてます。
    快適便利を得ると何かを失う、という哲学をもって。
    私は、彼の作っている製品がシューマッハーのいう中間技術とかぶってる気がする。
    機械化を進めて生産性を高めると、独占できてしまうから雇用を奪ってしまう。だからバランスのとれた「道具」を作ることが必要。

    地域に根ざしてローカル化を進めていくっていうことの地道さに進むかどうか悩んでいたけど、日本がパニックになった時に備えてちまちまやってくれ、という藤村さんの言葉が元気つけてくれた。

    後、私が企業活動に対して抱いていた懸念を解消してくれたのがこれ。
    「利益をあげることが悪いわけではなくて、人を犠牲にしたり、そのお金を悪いことに使うのが悪いこと」

著者プロフィール

1944年生まれ。工学博士。日本大学工学部教授。非電化工房、発明工房、発明起業塾などを主宰。科学技術庁長官賞、発明功労賞などを受賞。電化製品の非効率性を説き、電力を使用しない家庭用機器を設計・製作する(代表例に冷蔵庫・除湿器・掃除機・髭剃など)。さらにそうした研究成果を、インフラ整備が行き届かないモンゴルやナイジェリアなどの地域に対して提供している。

「2020年 『新装版 月3万円ビジネス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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