動物の看護師さん:動物・飼い主・獣医師をつなぐ6つの物語

著者 :
  • 大月書店
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本棚登録 : 63
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784272330980

作品紹介・あらすじ

苦しいと訴えたりしない犬や猫。代わりに具合を伝え、受ける医療を決める飼い主。専門的知見から診療する獣医師。三者それぞれの思いに寄り添い架け橋となって治療を進める動物看護師の仕事を、6人の体験から鮮やかに描き出す!

感想・レビュー・書評

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  • すごくためになった。
    飼い主側からの感想になるけど。
    いくつも飼い主として覚えて置きたい言葉が出てきた。
    うちの子も14歳。大きな手術もしていろんな動物看護師さんと関わってきたと思う。
    この本に出てくるような、120%動物のことを考えてくれている看護師さんなら安心だと思った。
    ペットを飼っている人、今その子は幸せだと言えますか?わたしは言えるよ!この子を幸せにしている!自信を持って言える!
    だから・・・だからこそ飼っている子の命を粗末にする人間は本当に同じ目に遭わしてやりたいし、なんなら殺してやりたいよ!
    犬猫好きの人はぜひとも読んで欲しい1冊。好きってのはファッションで飼ってない人。治療のために100万は払える人。

  • 2023年から国家資格になった動物看護師。6つのエピソードで動物や飼い主さんへの向き合い方、看護師の成長を描く。ペットは人より早く老いる。いつか必ず到来するシニア期のペットとの生活。色々と考えさせられた。動物看護師さんってすごい。ぜひドラマ化してほしい。

  • 【請求記号:649 ヤ】

  • 動物看護師になりたいという生徒が毎学年いるので、何かないかなと思っていたころ見つけた本です。

    [NDC] 649
    [情報入手先]
    [テーマ] 令和3年度備前地区司書部会(1月)/6類の本

  • 図書館で借りて読了。

    6人の動物看護師それぞれの実体験がまとめられている本。

    動物と人どちらも安全かつ正確に検査や診察をするために動物の動きを止めることを「保定」といい、力ずくではなく要所を心得た押さえ方で動きをピタリと止められるようになって初めて"プロの保定"といえるそう。
    「ただ押さえるだけ」ではダメだということをこの本で初めて知った。

    読んでいて感じたのは、6人の方皆さんの熱意。一見お節介に思われるほど、飼い主や動物、獣医師のことをなにより第一に考え、それぞれの立場になり行動する姿に心がじーんとなった。

    また、国家資格化が決定したそうで、それを機に「動物看護師」という素晴らしい職業がこれからもっと多くの方に知ってもらえたらなと思った。

  • ☆学内から→https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000091391

    ☆学外からは、事前に学内ネットワークからID・パスワードを登録して利用できます
    登録方法はこちら→https://www.obihiro.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2019/02/ebook_maruzen_remote.pdf

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50203953

  • 動物看護師に求められる心の持ち方が伝わってくるノンフィクション。

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著者プロフィール

ライター。犬、猫の分野を中心に執筆しており、動物と人の間に生まれる物語に関心がある。著書に『山男と仙人猫』(源)、『にゃん辞苑』(アスペクト)、執筆協力に『専門医に学ぶ長生き猫ダイエット』(駒草出版)など。

「2020年 『動物の看護師さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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