- Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
- / ISBN・EAN: 9784272430680
作品紹介・あらすじ
22か国語に翻訳出版されて話題を呼んだベストセラーの増補新版。新たに300の引用が加わり、総計1200以上を数える。付録には新発見の資料-アインシュタイン最期の日々についてのヘレン・ドゥカスの感動的な文章やファントヴァによるアインシュタインとの会話記録、FBIの「アインシュタイン・ファイル」などを追加。夫、父親、恋人、科学者、哲学者、老いた独身者としてのアインシュタインの人物像を多面的に明らかにする。深い思索にうらづけられた英知の輝き、上質のウィット。
感想・レビュー・書評
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天才科学者というだけしか認識していなかったアインシュタイン。当たり前だが、一人の人間として、人格者として、いろんな示唆に富む言葉を残している。改めてじっくり読みたい。
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ユダヤ民族の一員であって幸せです。たとえユダヤ人を選ばれし民とはみなされなくとも。
由dさや民族は知性こそ歴史上最高の武器であることを証明してまいりました。何千年にもわたる痛ましい経験を世界の人々が自由に利用できるようにし、私たちの先祖の民族的伝統に忠実に、あらゆる文化圏、宗教圏の高貴な要素と1つになって、平和のために戦う兵士になることが、私たちユダヤ人の義務なのであります。
知識のための知識の追求、ほとんど狂信的なまでに正義を愛する心、個人の独立への願望、こうしたものがユダヤ人の伝統の特色としてあるからこそ、私はその一因であることを自分の運勢の星に感謝するのである。 -
20世紀最高の天才と言われたアインシュタインも、どこにでもいる普通の男性のように、恋に悩み、結婚に悩み、キャリアに悩んでいたんだと痛感させられます。
出てくる言葉が詩的なのも良い。
良い本でした。 -
アインシュタインが様々な場所で語った多くの言葉を分野ごとにまとめたアフォリズム集。
アインシュタインは理系の科目以外はできなかったというのは完全に誤解だったとこの本を読んで確信した。科学についてだけでなく人生や哲学、政治など多岐に渡る深い言葉の数々を目にすると、アインシュタインを有名にしたのは科学的業績よりも思想的な存在としてのものだったのではないかとさえ思う。物理学者でありながら世界、社会というものを常に見て思考する姿勢に感銘を受ける。
ほとんど靴下を履かなかった、婚約者の娘と結婚しようとしたなど面白エピソードもてんこもり。もちろんCODMW3のあの名言も入っている。ユーモアのある言葉も多い。
最後に私がも最も気に入った言葉を一つ。
「人間として真の偉大さにいたる道はひとつしかない。何度もひどい目にあうという試練の道だ。」 -
読みづらい。パス。
メルマガやTwitter向き。
短文で軽くみるのが向いてる。 -
長谷部誠の本棚
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「相対性理論」や,舌を出したおどけた表情の写真で有名なアインシュタインですが,彼は実生活でどんなものに興味を持ち,それらにどんな考えをもっていたのでしょうか。家族・人生や音楽・老いや死などテーマ別に分けた書簡・会話の一部から,この天才の多角的な精神の一面を垣間見ることができます。
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アインシュタイン大好きだからこういう本は是非ともがつがつ読みたい。
どこにあるのかな´`