本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (124ページ)
- / ISBN・EAN: 9784272520510
作品紹介・あらすじ
いま、もっとも読みやすく、最新の研究成果をとりいれた本南京事件を知りたい人に最適の入門書。
感想・レビュー・書評
-
4.11/31
内容(「MARC」データベースより)
『南京大虐殺から60年、日本国内では未だにこの事件の規模や内容、存在までをも疑う人が少なくない。本書は事実そのものを検証し、なぜその事実が起こったのかを解明する。事実を知りたい人に最適の一冊。』
『南京の日本軍―南京大虐殺とその背景』
著者:藤原 彰
出版社 : 大月書店
単行本 : 124ページ
発売日 : 1997/8/1詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いまも被害の規模などについて意見が大きく分かれる南京大虐殺。この本は二十万人以上が虐殺されたという主張だ。大虐殺自体がなかったという説もあるなかで、本書は最も被害を大きく推定している説といえる。当時の軍の命令、通達、報告、調査結果、日記などの資料を引用しているため説得力があるが、筆者の一方的な思いで決めつけたような書き方をしているところもあるので注意が必要。筆者の歴史観に基づいた、恣意的な引用などはないのか。いろんな説がある事件なので、これ一冊を読んだだけで鵜呑みにするのは危険だろう。
全4件中 1 - 4件を表示