- Amazon.co.jp ・本 (137ページ)
- / ISBN・EAN: 9784274022937
作品紹介・あらすじ
能に代表される日本の伝統芸能においては「まねること」で手本の示す原理を会得することが修業とされた。現代科学や技術においてもまねることは積極的な意味で用いられ、物質科学は理論が扱う対象をまねること、すなわち再現することを目的として構築されている。本書では、まねるプロセスの論理、モデリングの論理について考える。
感想・レビュー・書評
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原理的な考え方、方法論について。20年以上前の本だけども、数値的によく再現できてるモデルを扱える今だからこそ、モデルがブラックボックスにならぬよう、大事にしたい。
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228夜
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[ 内容 ]
能に代表される日本の伝統芸能においては「まねること」で手本の示す原理を会得することが修業とされた。
現代科学や技術においてもまねることは積極的な意味で用いられ、物質科学は理論が扱う対象をまねること、すなわち再現することを目的として構築されている。
本書では、まねるプロセスの論理、モデリングの論理について考える。
[ 目次 ]
1章 ものの世界はどのように理解されてきたか
2章 振舞いはどのような舞台で生じるか
3章 システムをどう捉えるか
4章 モデルとアナロジーおよび双対性
5章 量はどのように発想されたか
6章 システムの構造とはなにか
7章 システムモデルはどのように導かれるか
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
モデリングという発想 @千夜千冊 by 松岡正剛