- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784274065262
作品紹介・あらすじ
本書は、ゲーム開発における物理シミュレーションに必要な知識を、豊富なコード例とともに基礎から解説する。運動学や力学の基礎を学んでから、その応用例として投射物・自動車・船・飛行機などのモデルを設計して、2Dと3Dの剛体シミュレータ、さらには粒子系のシミュレータを製作。本書の著者は、船舶設計技師としてのキャリアを持つと同時に、コンピュータゲームの開発にもプロとして関わっている。
感想・レビュー・書評
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発売当時、いつか読みたいと憧れの目を持って見ていた本。数式がいっぱい出てくるので、その辺でワクワクする人にはお奨めできるが、裏を返せば微分、積分の数式がバンバン出てくるのでかなり読みにくい。しかも、DirectXやWindowsプログラミングができることを暗黙のうちに前提としているため、読者に要求するレベルも結構高いと思われる。
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主にゲーム開発で要求されそうなさまざまなシーンの物理について、高校生レベルの簡単な基礎解説とサンプルプログラムで丁寧に扱っています。
物の存在、動きをそれらしく表現する上で必要十分な諸現象の物理的解説がなされており、シーンに応じて簡単なサンプルを作る参考になります。
高度な物理学や数学の知識が無くても、丁寧な解説でおよその入門については理解しながら読め、実装できるでしょう。高度なシミュレーションやアルゴリズムの高速化についてはカバーされていないので、必要に応じてより専門的に取り扱った書籍や本格的な物理、数学の勉強をすればよいと思います。
※昔に買った本で登録日は覚えてないのでブクログ登録日のままです。 -
プログラミングには物理が必要です!!