オーストリアの音楽理論家(1868-1935)。彼の理論は、その弟子たちによってアメリカに広まり、「シェンカー分析」として今日なお大きな影響力を有している。『ベートーヴェンの第9交響曲』(音楽之友社既刊)の分析には、指揮者のフルトヴェングラーが感銘を受けている。そのほかのおもな著者に『和声学』『対位法』『自由作法』『ベートーヴェンの第5交響曲の分析』などがある。 「2015年 『ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第28番 op.101 批判校訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」