- Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
- / ISBN・EAN: 9784286227085
作品紹介・あらすじ
国立警察署に勤務する警部補の小学2年生の娘が青梅鉄道公園で誘拐された。犯人からの指示で、警部補は新宿駅から東京駅、さらには新幹線で新横浜駅まで移動させられ、ホームにあるロッカーの中からメッセージを取り出す。そこには〈三叉路ゲームスタート〉とだけ書かれていた。捜査が進むにつれ、次第に過去の‟あの事故“があぶり出されてくる。社会派ミステリー作家の力作!
感想・レビュー・書評
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美奈代がどこに誘拐されたか、なぜ誘拐されたかが次々と明らかになっていく様が面白く、どんどん読み進められた。
随所で警察官のバックグラウンドも明らかになっていた。
ただ上手く繋がりすぎている物語で、警察がなかなか活躍できているのかと、ちょっと疑念もあった。
フェリーに犯人がいると分かっても、ヘリコプターや、途中の港に到着させるなどをやらず、ただひたすら着くのを待つことしかできないのだろうかとか思っていた。
警察が捜査できていなかった犯人をなぜ被害者の両親が突き止められていたのか…
警察がそれだけ組織で動くものであり、正義と悪の境界線のグレーになるときもあるということを暗に示していると感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023/1/19
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Kindle unilmitedで、たまたま見かけて読み始めました。ただの幼女誘拐から始まったストーリー、途中で真相が分かりだすけれど、まだベージ半ば。そこからの展開が面白かったです。この作家さん、もっと読みたくなりました。