増補版 陰謀論はどこまで真実か

著者 :
  • 文芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784286228426

作品紹介・あらすじ

地球温暖化否定説・3・11人工地震説・明治天皇すり替え説・田中上奏文・日航機撃墜説・9・11自作自演説・ダイアナ妃謀殺説などが「どこまで本当か」を調査し、考察する。朝鮮風水破壊説・M資金・ロッキード事件謀略説・ロズウェル事件とエリア51・ノーベル賞人種差別説・ホロコースト捏造説・フリーメイソンとイルミナティとユダヤによる世界支配説などの陰謀説を検証!

感想・レビュー・書評

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  • ネット時代になり、玉石混淆あらゆる情報が手軽に入手できるようになったことで、今までは口コミや一部書籍(「ムー」を含む《笑》)でしか知ることのできなかった「陰謀論」が非常にポピュラーになっているように感じている。

    本書はそのような様々な陰謀論のうち、メジャーなものを取り上げそれらがいかに根拠のないものかを、エビデンスや情報源を示しながら解説している。
    なお、本書は2011年に出版されたものの増補版であり、当時に掲載された内容のアップデートに加え、この10年間で新たに発生した陰謀論の解説も掲載。

    全ての陰謀論がデマかどうかはわからないが、陰謀論が出てきた際は、少なくとも本書のような反対意見についても検討したうえで、一方的な思い込みに陥らないよう注意すべき、と感じた。

    次回の増補版では、新型コロナの発生源と、ワクチンについての解説が加わるであろうから、それを期待している。

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著者プロフィール

2007年に発足した超常現象などを懐疑的に調査していく団体。団体名は「Association for Skeptical Investigation of Supernatural」(超常現象の懐疑的調査のための会)の略。超常現象の話題が好きで、事実や真相に強い興味があり、手間をかけた調査を行える少数の人材によって構成されている。主な著書に『謎解き 超常現象Ⅰ~Ⅳ』『UFO事件クロニクル』『UMA事件クロニクル』『超能力事件クロニクル』(彩図社)、『昭和・平成オカルト研究読本』(サイゾー)、『増補版 陰謀論はどこまで真実か』(文芸社)などがある。
公式サイトはhttps://www.asios.org

「2022年 『謎解き「都市伝説」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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