ふたつの名前 (SING!POOSHA Enta Mystery)

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著者 : 松村比呂美
  • 新風舎 (2007年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784289021512

ふたつの名前 (SING!POOSHA Enta Mystery)の感想・レビュー・書評

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  • なかなかに入り組んだオチ。
    途中までは面白かったけど、段々真相が明らかになっていく中でイマイチに…多分主人公のお母さんに共感できないからだろうな(。-_-。)結局人任せかい!という気がしてしまう。

  • 平穏に暮らす夫婦が、娘と世間にひた隠しにしてきた秘密が、悪意のない娘の行動で明るみになっていく様は、妙な不安感を煽りサスペンスとして上質。
    が、義父と結婚とかDV連鎖とか、哀しい可哀相と思う以前に、主人公の母の選択が、あまり気持ちのいいものではなかった。

  • ごく普通の家族、平穏な日常。しかし、ときどき言いようのない不安に襲われる――。穏やかな暮らしの中に何か不穏な空気を感じる始まり。徐々に明かされる家族の秘密。「嘘ににも種類がある」「知らない方がいいこともある」、といった登場人物たちの言葉が物語のキーワードになっている。

  • +++
    高齢者向けの結婚相談所“サードライフ”で働く保奈美。控えめな母、義理の関係だが優しい父との平凡な家庭に育ち、仕事では女性社長からの信頼も厚く、何の問題も見当たらないはずの彼女を、ときおり「不安」としか言いようのない発作が襲う。保奈美がその正体を探りはじめたとき、平穏な家庭がひた隠しにしてきた哀しい事件が蘇る。長篇心理サスペンス。
    +++

    穏やかな中に不穏な空気が時折混じりこんでくるような印象が初めからある物語である。それは、読者に与える、何事かが起こりそうなそこはかとない不安感であり、また、主人公の保奈美に不意に現れる厭な気持ちの真の原因でもある。なにかとても不安定な地盤に建てられた家のような居心地の悪さが感じられる。そしてそれだからこそ、先を知りたい興味は尽きない。DVの連鎖やそれに伴う殺人という事件の恐ろしさと、現在の人間関係の円満さの対比も、不安定感をより増している。善悪は於くとして、とても面白い一冊だった。

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