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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784295005728
感想・レビュー・書評
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写真家の大和田良氏による、写真のエッセンスを詰めた一冊だ。
ダゲレオタイプ、などのカメラの歴史からはじまり、記録写真から表現写真へ変遷し・・・という写真の歴史や表現についてをキーワードをもとにコンパクトに紹介している。
写真を学校で勉強した人たちにとっては常識のようなものなのかもしれないけれど、そうではない自分にとっては知らないことが多く、写真史というのはあまり一般的ではないのかなと思った。
面白いのは、単純に写真史を振り返るだけではなく、ある写真家の技法を再現するのにはどうやるのか、という大和田良氏の手法を解説したコラム的な内容があること。
なるほど、こうやるんだ、と興味深い。
名作をあえて模倣してみることの大切さを語っていて、確かに、絵画の勉強では模写というのが当たり前にあるのに、写真で模写というのはあまり聞いたことがない。
エッセンスの詰め合わせなので、この一冊だけではよくわからないこともたくさんあったけれど、読み終えて、写真に対する見方が変わった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著名な写真家を知れたのは良かったが、解説がやや冗長気味。
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