(著者のサポートサイトにて、プログラムコードのダウンロード、サポート情報を提供)Ruby on Rails 6 実践ガイド[機能拡張編] (impress top gear)
- インプレス (2020年5月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784295008873
作品紹介・あらすじ
『Ruby on Rails 6 実践ガイド』の続編です。本編における解説内容を踏まえ、1つの企業向け顧客管理システムを作りながら、Rails によるWeb アプリケーション開発におけるさまざまなノウハウを解説します。実際の企業内のシステムで必須となる、ユーザー認証、アクセス制御、自動化、トランザクション処理、処理の高速化など、数多くの現場ノウハウを提供します。各章末には演習問題が設けられているので、理解度を確かめながら確実に読み進められます。
感想・レビュー・書評
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Ruby on Rails 6 実践ガイド[機能拡張編]
株式会社コアジェニックCEO兼CTO 黒田努 氏の著書です。
本書は、『Ruby on Rails 6 実践ガイド』の続編になります。
企業向けの顧客管理システムを作りながら、Railsの学習を進めていきます。
【本書で学べること・考えること】
・検索機能(DBのindex)
・自動ログイン(cookieの利用)
・IPアドレスによるアクセス制御
・多対多の関連付け
・transctionと排他的ロック
・確認画面表示
・Ajax(JSによる非同期更新)
・ツリー構造(再帰メソッド、hashでのクエリ削減)
・タグ付け(hash_tableでの排他的ロック、jquery:tag-it)
実際に完走しての感想です。
まず、本書は初心者向けではありません。
初級→中級を目指した内容になっています。
『Ruby on Rails チュートリアル』を完走くらいの知識は必要です。
『Ruby on Rails 6 実践ガイド』の続編なので、まずはこちらを終わらせてください。
(Githubにソースがあるので、途中からでも始めることは可能です。)
最終的には、結構なシステムになるので、それなりに手応えはあります。
最後まで完走しても、
・リファクタリング
・テストコード
・機能追加
の余地が多くあるので、より実践的な継続学習も可能です。
今回、以下の点を新たに学ぶことができました。
・IPアドレスによるアクセス制御
・排他的ロック
・確認画面
・ハッシュで情報を一括取得し、クエリ回数を減らす
・テーブルを用いた排他的ロック
注意点としては、Rails6に対応した本であり、
Rails6の新機能を解説した本ではありません。
あくまで、Railsを使ったシステムの作り方を学ぶ本になります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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