未来ビジネス図解 新しいDX戦略〈デジタルトランスフォーメーション 成功する変革〉

著者 :
  • エムディエヌコーポレーション
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本棚登録 : 61
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295201540

感想・レビュー・書評

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  • 最初に思ったことは、DXの本なのにKindleにテキスト完全対応ではなく、画像でのダンロードとなるため、線を引いたり、フォントを変更したりができず、非常に不便だったことです。

    DXの時代なので、半年くらい前から読書はKindle一択にして、紙の本は捨てた売ったですべて処分しました。スペースもったいない。感想書くにも線引いたところをメール送信で、コピペ貼り付けでいけちゃう。
    という観点からは不便な本でした。

    肝心の内容ですが、DX導入にあたっての心構え的なものや前提知識としては良いと思いましたが、具体的な導入案としてはあまりピンとくるものがありませんでした。

    ただ、Iot導入時の3ステップとして、第一に「可視化」であることはなるほどと思いました。
    DX導入の目的は、危機管理にもなる、ということはあるものの、やはり効率化が目的となります。その効率化を図るにしても、そもそもの社内の動きが可視化できていなければ、効率化の仕様がありません。

    弊社は電子日報を通して、社内の動きを可視化しています。データベース化された日報であれば、月ごとの集計、お客さんごとの集計、従業員別の集計、仕事の分類ごとの集計等、あらゆる振り返りが可能となります。
    上長がそのデータを見て、自分の感覚的に時間がかかりすぎているところを指摘して、どのような工程で仕事をしているかを確認→無駄の改善、につなげています。

    その他、DXはこれからの時代に必須な領域であるとの認識のもと、様々な情報収集をしていきたいと思います。

    ↓メモ
    AIの苦手なこと(≒人間に残る仕事)
    ①ホスピタリティ 肌触り、会話のおもてなし
    ②リーダーシップ 情熱で人を動かす
    ③クリエイティブ

    DX導入は導入に求められる大胆な発想→違う階段に飛び移る

    DXは危機管理にもなる

    Iot活用の3ステップ
    ①監視、可視化
    ②制御、自動化
    ③最適化、自律化

    これからのDXは、早期導入、走りながら改善、ダメならすぐやめる

    サブスクの消費者のメリット、試せる、家電、家具

  • 今まさに会社でおきていることが書かれているような気持ちになりました。私自身パソコンやITには全然詳しくありませんが、最近はなるべくチャレンジするようにしてます。なぜか?社会がこのトレンドに代わってきているからです。国もデジタル庁をつくり効率化に向けて舵取りを始めました。私も時代に乗り遅れないいように車内のワークフローの電子化、ペーパーレス化、給与明細の電子化等々進めて来ましたが、やはり一筋縄でいかないのが企業のデリタルリテラシーでした。ここについては諦めず、私の必殺技であるひつこさで継続していきたいとおもってます。最近アプリを作る会社の社長さんとお話する機会がありましたが、やはり考え方か違うなーと感じた部分が多々ありました。特に違うなとおもったのがまず、
    ①車内のパソコンは自分で買ってもらう。
    ②携帯は付与しないIP電話
    ③紙を印刷したら罰金
    ④すべての支払いはカードで経理もその数字を元にクラウド会計
    なんか私の生きてきた常識とは全く違ってました。パソコンを買ってもらうのは自分への投資だということ、また自分で仕事道具を買わないと大切にしない。10万円などの高価な買い物になるので会社が安価に買えるパソコン販売者の斡旋をさているようです。私は今IP電話を試験的に試して、変えていこうと思ってましたが担当者からこのお願いをすると、返ってきたのはラインがつかえなくなると困るでした。こんな風に今まであった当たり前のルール変えるのには相当パワーがいりますが皆さんのスピードを気にしながらITを手段から習慣にかえららるように続けていきます、社会の流れに合った経営をして、お客さんにも喜んでもらえるサービスをしていきます❗

  • DXの総論としては色々まんべんなく解説してあって分かりやすいのではないかとは思う。ただ、会社を変革しようとした時にこの本が参考になるかというと難しいのではないか。
    特に中小企業ではDXを担うような人材がいるのは稀で経営者自身が既成概念をとっぱらい業務の効率の悪い部分を探し、どうやったら生産性が上がるかを考え、情報を集め、実行する、そしてそれを従業員に浸透させて行く、というような流れが必要なのではないかと思う。

  • 先の衆院選後の内閣改造によりデジタルトランスフォーメーション担当大臣なるものが生まれ、DXに興味を持ち、この本を読んでみた。
    デジタル後進国の日本にいてなおデジタルの進化についていけていない自分にとっては考え方を見直すいいきっかけになった。ただ、先進事例など既存のサービスやプラットフォームを交えて説明はされているが、では今日から自分自身がどう変わればこのデジタル社会で生き抜けるのか具体的な手法が少し乏しいなと感じた。

    気になった事
    ・物理から仮想へ、モノからサービスへ、所有から共有へ、消費から循環・再生へのシフトが非常に短い期間で進行する
    ・今後、生活者の衣・食・住、交友関係、健康状態、購買・移動など行動にかかわる情報がデジタル化されていく。
    ・斬進型イノベーション、不連続型イノベーション
    ・非対面・非接触への対応はニューノーマル
    ・VRによる体験型研修
    ・サブスクリプションモデルのメリット

  • デジタルトランスフォーメーションの言葉の意味を全くわからない状態で読みました。
    読み終わった時にGoogleで「デジタルトランスフォーメーションとは」と検索していました。とはいえ、内容はしっかり読みましたし、なんとなくは理解できました。
    DXの言葉の意味を知らなかった時点でヤバいのかもしれませんが…

    ある程度わかっている人であれば素直に入ってくる内容なのかと思います。
    自分としてはデジタルという言葉が先行して入ってきてしまいますが、この先は組織・会社を変革していかなくてはいけない。そのツールとして社内、サービスの内容をデジタル化させていくべし。と理解しました。

    社内もデジタル化を考えています。人手不足で新たな人材の確保が厳しい中効率的に行動できるもの。ただ、理解がされないのが現状です。やはりまずは社内の意識の変革が必要なのでしょうね。

    自分にはDXを知るきっかけをもらったのは非常にありがたい本でした。
    ただ、個人的な事になってしまうのですが、横書きに未だに慣れることができず…
    また、テキストデータではなく画像データだったのでKindleではきつかったです。

    すみません…

  •  コロナ渦で加速されたDX(デジタルトランスフォーメーション)を少し先まで見通してアフターデジタルの世界観を提示して、その必要性や変化を具体的にわかりやすく説明し、実践的な施策に落とし込みます。そしてDXと切り離せない組織カルチャーの変革について展望します。
     語り口はとてもソフトで、説明も分かりやすいですが、内容がとても濃くて充実してます。fbなどを見ているとトライブ化している組織で活動しているしている人が少なからずいるので、分かりはするものの実践が難しいように感じました。DXに向けて組織カルチャーを変革をするというより、トライブ化する組織を形から作るのもありかななどと色々と考えさせられました。
     2021年8月4日(水)にオンラインで開催する「JASIPA第68回定期交流会」にて本書の著者内山 悟志さんにご講演頂きます。JASIPA会員以外の方も参加できますので、ぜひご参加ください!お申込みは下記URLからお願いします。
    https://jasipa.jp/archives/4391

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • DXについて分かりやすくとても良かった

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著者プロフィール

●内山 悟志(Satoshi Uchiyama)会長/エグゼクティブ・アナリスト(Chairman, Executive Analyst)大手外資系企業の情報システム部門などを経て、1989年からデータクエスト・ジャパン(現ガートナー ジャパン)でIT分野のシニア・アナリストとして国内外の主要ベンダーの戦略策定に参画。1994年に情報技術研究所(現アイ・ティ・アール)を設立し、代表取締役に就任しプリンシパル・アナリストとして活動を続け、2019年2月に会長/エグゼクティブ・アナリストに就任 。ユーザー企業のIT戦略立案・実行およびデジタルイノベーション創出のためのアドバイスやコンサルティングを提供している。講演・執筆多数。

「2020年 『テックネイティブ・カンパニー ~デジタル時代を生き抜く7つの戦略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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