最高の体調 進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法 (ACTIVE HEALTH)

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295402121

感想・レビュー・書評

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  • 実践するかしないかはともかくとして!
    色々な実験データを、詳細端折って知る事ができるってのは良いですね。便利です。読んでて純粋に楽しいですし。データ系好きです。
    中でも睡眠時間の話。思ったより長く寝て良いんだなと。いっぱい寝るぞ!と思いました。

  • 「酒を飲みすぎ、タバコを吸いすぎ、時間をムダに過ごし、少ししか笑わず、毎日を急ぎすぎ、怒りすぎ、夜更けまで起きすぎ、目覚めたらすでに疲れている」の文章で自分自身だと思った。

    摂取カロリー、ストレスを減らし、有酸素運動、睡眠、食物繊維を増やし、健康的な生活を心がけたいと思いました。

    ・自然とのふれ合いにより、確実に人体の副交感神経は活性化する
    ・「自然」と「友人」への投資こそが、もっとも費用対効果が高い行為なのです。
    ・他人のために、いまあなたは何をしているか
    ・イフゼン・プランニングにより日常の目標を達成する確率は格段に高まる。その効果量は0・65だ
    ・数字のフィードバックは、低コストで大きなインパクトを持つ。この現象は、エクササイズでもビデオゲームでも政策提言でも同じように使えるだろう

  • めちゃくちゃ面白くて、とても納得させられました❗
    人間は狩猟生活を200万年してきましたが、農耕生活はまだ1万年しかやっていません。
    なので、私たちの体は、基本的に狩猟生活に合うように作られているので、現代の生活の変化についていけないのが当たり前!なのです。
    ここを理解して、健康を考えましょう!という本で、「なーるほど!」と思えることが多かったです。
    ぜひぜひ、みなさんも読んでみてください❗

  • 体調をよくするためにはどうすべきかが書かれている。

    ・疲れには、食物繊維やヨーグルトが効くという研究結果あり
    ・腸内細菌は、食物繊維を食べて繁殖している。
    ・抗生物質の乱用を避けるべき。腸内細菌が死滅してしまう。
    ・腸内細菌を迎え入れるには、発酵食品が有効。納豆、味噌、ヨーグルト、キムチなど。生キャベツも。
    ・食物繊維も増やそう。ゴボウ、寒天、海藻、キノコ類、オクラ、リンゴなど。ベリー類やココア
    ・キャンプ、山登り、トレッキングなど、自然とふれ合うアクティビティを増やそう。
    ・一緒に過ごす時間の長さが重要
    ・私たちが他者に与えられる最強のプレゼントは「信頼」。
    ・「リアプレイザル」。スピーチの直前にストレス反応が起き始めたら、「楽しくなってきたぞ!」や「興奮してきたぞ!」と自分に言い聞かせるだけ。
    ブルックス博士は言います 「私たちは自分の感情をコントロールし、意図的に影響を与えることができる。自分のストレスをいかに言葉や思考に変換するかで、どんな感情も再構築できるのだ」
    ただし、この手法はおもに緊急時に使ってください。いくらストレスの影響は考え方によって変わると言っても、すべてのネガティブな体験をポジティブに解釈できるはずがありません。
    ・どんな運動でも、ある程度の負荷があれば脳には良い影響がある。筋トレでもランニングでも水泳でも、ジャンルはなんでもよい。とりあえず体を動かしておけば、脳機能は確実にアップする。

  • Amazonプライムにて。
    世の中は便利になっているのに、なぜこんなにも息苦しいのか。もっとストレスフリーになっても良い。
    そんな悩みを解決する為に様々なアクションプランが書かれています。
    まず、自然と触れ合ってみようかな。

  • 最高の体調を得るには生活習慣を変える必要があることがわかった一冊。今だって、別に太っていないし、テレビも見ておらず、体調は悪くはないんですが、「最高」の体調となるとさらに気をつけることがあるということを知ることができました。炎症の話は「そうかも・・」と思う人が浮かび、健康への意識が高まりました。本書の全体としては内容が盛り沢山な分文量が多かったです(キンドルにしては)。個人的に序盤の食事に興味が湧いた分、後半はイマイチ入ってこず読むスピードが落ちました。

    ■新しすぎる+多すぎることが不調を招く
    2章3項(?)の冒頭に名言が載っています。「内臓脂肪は異物でしかありません」 異物だからこそ、なんとなく体調不良のもととなっている。古代と比べて新しすぎる、多すぎるものを摂取したりそういう環境にいると体に不調が出る。古代から今までそうだったら適応してそうなのにな?と少し思いましたが、おそらく古代と比較するのがイマイチで、単純に今は過去イチで急激に摂取カロリーが多くなっているのではと思いました。

    ■腸
    腸だけで1章になるほど、腸内細菌と健康は密接に関わりがあるようです。森の気持ちのいい空気の中に腸内環境に影響があるよい菌がいるらしいことには驚きました。発酵食品に興味がわきました。一方で、お菓子やファストフードは腸内細菌が苦手だそうです。

    ■自然の効果
    自然といってもデスクに観葉植物があるだけでリラックス効果があるそうです。でも、植物枯らしちゃうしなという方はyoutubeで自然音を聞いてください。それだけでリラックス効果があると主張しています。また、アウトドアのリラックス効果は大きいそう。でも虫やトイレが気になるわたしは向いていないですね・・。

  • 過ぎたるは猶及ばざるが如し、ということばを思い出した。自然に逆らわずに、現代であればむしろ自然に自ら接近していく生活を送ってみようかなと。

  • 文明病は狩猟民族時代の遺伝子プログラムと今の生活のミスマッチが原因。
    最高の体調は工夫次第で手に入れられる!
    以下実践できるものからやろう

    ・自然との接触増やそう
    ・食物繊維とろう
    ・運動しよう、人と一緒にできると一石二鳥
    ・今を生きろ。皿洗いに集中!
    ・生きる意味大事

  • 最近体調がいまいちなのが続いてたので読んでみた。人類の進化と現在の生活が合っていないというのは自分の生活でも思い当たる節があった。まずは自然に触れるところから始めようと思った。

  • 精神的、身体的に『最高の体調』を維持する努力をする事で、現代社会で感じる生きづらさを極限まで解消できるメソッドが多く論じられている。

    昔の人間と、今の人間との進化のミスマッチはどこなのかをキーワードとして、この時代の生き方を説明してくれる。

    - 永遠の現在を生きていれば、遠い未来の不安に悩むこともありません

    - 幸福、富、名声、健康は、すべて人間関係の土台があってこそ

    - ストレスは人を殺します。

    - 私たちは、生涯を通じて遊び続けねばならない

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著者プロフィール

新進気鋭のサイエンスライター。1976年生まれ、慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアや生産性向上をテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける。自身のブログ「パレオな男」で心理、健康、科学に関する最新の知見を紹介し続け、月間250万PVを達成。近年はヘルスケア企業などを中心に、科学的なエビデンスの見分け方などを伝える講演なども行っている。著書に『最高の体調』『科学的な適職』(クロスメディア・パブリッシング)、『ヤバい集中力』(SBクリエイティブ)他多数。

「2020年 『ヤバい集中力ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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