図解 仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295402862

感想・レビュー・書評

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  • 職場の研修で紹介されたので読んでみました。

    本書はよくある仕事のミスに対して脳科学や認知科学の観点からその原因と対策について書かれたものです。
    真新しい対策はないし、脳科学というほど大げさなものではなかったですが、やっぱり基本が大事よねと思い知りました。

    以下備忘録
    ミスには以下の4種類あるそうで、それによって対策も分けます。
    1 メモリーミス(忘れた! )
     →ワーキングメモリを減らすことが重要。メモを活用して脳から情報は出しておけ。
    2 アテンションミス(見落とした! )
     →チェックリストを作成する。すぐやる!
    3 コミュニケーションミス(伝わっていない! 聞いていない! )
     →勘違いを亡くすために相手の背景を考える。相手に意識を向ける。
    4 ジャッジメントミス(判断を間違えた! )
     →直感で判断せず、ワンクッション置いて遅い思考で考える。

  • タイトル詐欺(笑)ミスは絶対なくならないけど、コツは教えてもらいました。コツも昔から言われていることだけど、脳メカニズムでその理由を説明されているのが良かったです。腑に落ちたし、今後は脳はこういうものだから、で対策できそう

  • 仕事のミスとひとことで言っても、立場によって違う
    私が求めていた内容ではなかったけど、バイアスに囚われないことは全てにおいて必要なスキルかと思う。

  • ①頭で考えたことを紙に書くことが、頭をクリアにする。

    ②理解しているか確認する時は、相手が言ったことを自分の言葉で復唱する。

    ③漠然とした仕事ほど細分化。頭でのみ考えてはパンクするし停滞の元。

    by Kindle Unlimited

  • ミスを心理的なフレームワークで理解したい人におすすめです。逆に、ミスをなんとかしたいとすぐ役立つノウハウを求めている人には少し遠いかもしれません。
    表紙はよくあるノウハウ集かと思いましたが、騙されました。ワーキングメモリやヒューリスティックなど、認知科学を元にわかりやすく説明されていました。

  • これ読んでて、そういえば机の上でなんでも出しておく癖があるのでこれでワーキングメモリ食われてる可能性はあるな…と思った。ただ、それは自然に「外部にメモする」を実践してたってことでもあるので…うーん…まあもの出しすぎててやり忘れることがあるのでどのみち改善の余地はあるのですが…。

    外部記憶補助は前に読んだ本の「既有知識」という概念に近いかと思った。

    基礎に慣れておけばそれを行うためのワーキングメモリの節約になる。

    すぐやることで「やることを覚えておく」メモリを割かなくていいし、やったことの反応を外の世界にメモして置けるのでいい。

    ゾーンフロー=ルーチン
    やることを分解、具体化することでゾーンに入りやすくなる。難易度調整。

    メモリーミス
    アテンションミス
    コミュニケーションミス
    ジャッジメントミス

    141.3

  • 何故、ミスが起こるのか?そのメカニズムから対応策について書かれた内容。
    メモリー・アテンション・コミュニケーション・ジャッジメントの4つに分けて、
    詳細に説明されている他、図解が多いので大変理解しやすい。
    だが、頭の中のことが掛れていることから、抽象度も高く、腹落ち感は今一つだった。
    とは言え、いくつか実践してはみたい。

  • 失敗するのは仕方ないよねと只管書いてある

  • how to本だけど、なんだろう。
    結構勇気付けられる不思議な本。

    ちょっと仕事でミスして、how to本嫌いだけど、手に取ったら、意外と面白くて買ってしまった。

    人のワーキングメモリって限られてるから、いかに効率よく有効に使うかって本なんだけど

    私は結構、頭の中こんがらがったり、思考が混雑する。
    だけど情報をたくさん入れ込む癖があって、結局は何一つ覚えてないってことが多い。
    もーなんでなんでって、整理しようにも、混雑してるから、考えるのもめんどくなって、投げ出すのも不安になって、どんどんドツボにはまってく。

    そんな私を助けてくれる一冊。
    そういうことか!って、謎が解けた。
    また、忘れて混乱しそうになったら読もう。と思える積ん読用の本。

  • うすい。一種類のミスに対して割かれているページ数画少ないからあまり参考にならなかった。
    自分はアテンションミスが多いから改善したい。チェックリストは大事だな。

    利用可能性ヒューリスティックは気をつけよう。特に家事に関しては自分ばかりしている!と思いがちだから。自分が見えていない、記憶していないだけで実際はしてもらっているのだから。

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著者プロフィール

宇都出雅巳(うつで・まさみ)

速読×記憶術の専門家。トレスペクト教育研究所代表。

1967年生まれ。東京大学経済学部卒。出版社、コンサルティング会社勤務後、ニューヨーク大学に留学(MBA)。外資系銀行を経て、2002年に独立し、トレスペクト経営教育研究所(現・トレスペクト教育研究所)を設立。35年以上にわたり、記憶術と速読を実践研究し、脳科学や心理学、認知科学の知見も積極的に取り入れた独自の勉強法を確立。その勉強法を使って自らも資格試験に継続してチャレンジしている。TOEIC990点を獲得したほか、難関とされるCFP試験に一発合格。2021年には公認会計士試験にも合格した。そのほか、受験生・ビジネスマン向けの講座・個別指導、企業研修や予備校講師の指導も行う。NHK・Eテレなどメディア出演も多数。現在は監査法人に勤務。

「2022年 『2倍速で読めて、忘れない 速読日本史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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