採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ

  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295403425

感想・レビュー・書評

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  • 人材業界のビジネスモデルがわかりやすく説明されており、概観を掴むには有用。

  • 今後人事に対してのコンサル的役割を行うため購入した。
    そのため、第6章が自身としては最も有益で、優秀な人材をいかに安く獲得するためにペルソナをどう描きアプローチしてくべきか、という点が参考になった。

    欲を言えば未来シナリオと書いてあった割には、未来に関わる部分が少しさっぱりしていることくらいか。

  • 人材業界に復帰するにあたって業界のこと知識をアップデートするために購入。
    知っている単語が多くスラスラ頭に入ってきた。新しい示唆は多くなかったが、求職者よりのサービスが今後は勝ち残るというのはごもっともと思う。
    また何年後かにこの未来シナリオとこ答え合わせをしてもらいたいなぁと思いました。

  • 人材会社にいれば現在地については基本的に既知だったが、人材業界の始まりや変遷まで知ることができて面白かった。(江戸時代まで親族間での紹介で仕事に就くことが普通だったが親類のいない者は人材会社的立場の口入屋を使って職を探すしかなかった、初めての新卒採用は三菱商事が行った、等)

    低価格化の戦国時代を迎える人材業界で生き残るために企業が作り出すべき価値や採用担当がすべきことについて再認識できたこともよかった。

  • 12月から人材業界へ転職するにあたり、購入。
    以前の化粧品業界以上に、数多ひしめく激戦で、変遷が早いと痛感。
    「高く、手間なく」いわゆる第3ゾーンで、価値をどれだけ発揮できるか楽しみ。

  • 人材業界に携わる人であれば読んでおいて損はない一冊。企業が求めているものは、「優秀な人材育成を」「手間なく」「安く」採用出来ること。これを訴求出来るサービスは強い。

  • 求人媒体or人材紹介の時代が長く続いたが、転換期にある。
    “人” を扱うという特性上、“安い”を売りにしているビジネスが多くなかった。

    そんな中、SNSなども流行ってきて、
    PRが拡散していくようなサービス(Wantedly)、気軽に人同士が繋がる(LinkediN)
    評判を事前にサーチする(Openwork)などに代表されるソーシャルリクルーティングが新潮流として出てきた。

    特にWantedlyは面白い。
    あくまで採用PRという位置付けで、転職潜在層にもリーチができる、定額&低価格帯のサービス。
    成果報酬でもないし求人毎請求するわけでもないのでWantedlyで採用できるほど低コストになる。
    働きがい、カルチャーを軸に採用ができる。

    indeedはゲームクラッシャー。

    ハイレイヤーの採用、新しいサービス作れるか。

  • これから人材業界に務める人や、人材業界について知識がないのでこれから学びたい人におすすめの一冊。

    リクルーティングビジネスの始まりや、
    ここまでの年表について、
    現在のリクルーティングビジネスの種類について網羅した本。

    この一冊を読むことで大まかに、
    人材業界の流れと、現在のビジネスモデルが理解できる。

    これまでは
    求人広告・人材紹介・求人データベースなどが主となってきたが、
    1995年のネットの普及により、
    ソーシャルリクルーティングサービス・アグリゲーション型求人検索などが出てきている。
    この2つが今までと圧倒的に違うところとしては、
    『単価が安い』というところ。

    この20年、価格競争をしてこなかったこの業界が、
    ネットの普及により大きく変わり始めている。

    これから生き残るには、価格競争の中で価値提供を発揮していくか、
    人材のマッチングなどの専門性・希少性などの、
    クオリティの向上をしていくか、
    このどちらかしか生き残ることはできない。

  • 成果報酬型の人材紹介サービスは人材紹介事業者が、企業の採用要件に合わない人材をいかに企業に採用させるかにフォーカスして、あわよくば採用要件を下げさせていた。その場合でもある意味では求職者提供価値は高いかもしれないが、企業が選択するリクルーティングチャネルの中で料金が低く成果が見込めるチャネルも増えているので、やはり企業提供価値で勝負出来る人材紹介事業者が勝ち残っていくのでは。

  • 求職者視点に立った人材サービスが求められる
    企業側の要望は、安く、質高い人材を手間なく採用すること

    企業と求職者、リボン図における両端にある両者のニーズをいかに汲取り、支援できるかに価値がある

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著者プロフィール

黒田 真行(くろだ まさゆき)
ルーセントドアーズ株式会社 代表取締役
1988年リクルート入社。2006~2013年まで転職サイト「リクナビNEXT」編集長。リクルートエージェントネットマーケティング部部長、リクルートメディカルキャリア取締役を歴任。2014年ルーセントドアーズを設立。
35歳以上向け転職支援サービス「Career Releease40」を運営。2019年、ミドル・シニア世代のためのキャリア相談特化型サービス「CanWill」を開始。また、日本初の35歳以上専門の転職支援サービス「Career Release40」を運営。著書に『35歳からの後悔しない転職ノート』(大和書房)、『転職に向いている人 転職してはいけない人』(日本経済新聞出版)、『人材業界の未来シナリオ』(クロスメディア・パブリッシング)など。

「2021年 『図解即戦力 人材ビジネスのしくみと仕事がこれ1冊でしっかりわかる教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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