- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784296100484
作品紹介・あらすじ
未来のSEは、SEにあらず
6つのスキルで変身!
日本のIT化を推進してきた「SE」にも、いつかは“冬の時代”がやって来る。現在の環境を冷静に分析すれば、それは遠い未来ではないかもしれない。ITが廃れるわけではない。「SE」というスタイルが廃れるということだ。
本書の筆者は元ITエンジニアであり、今は戦略コンサルタントを務める。その筆者が現在のSE(ITエンジニア)に警鐘を鳴らすとともに、「SE(ITエンジニア)のスキルは応用が利く」とエールを送る。
筆者が本書で訴えていることは、未来が求める「人材」への変身だ。そうした人材を筆者は「戦略型ITマネジャー」と呼んでいる。企業の経営層ときちんとビジネスの話ができ、それを実行に移すことができる人材である。現在のビジネスはITと切り離すことはできない。そういう点でも、SEにはアドバンテージがある。
もちろん、戦略型ITマネジャーになれるのはSEだけではない。今ではビジネスパーソンにもプログラミングスキルが重要と叫ばれているが、本当に役立つのは「ソフトウエアエンジニアリング」である。これを見つければ、未来が求める人材に一歩近づく。
本書は、未来が求める「戦略型ITマネジャー」になるには、どんなスキルが必要で、そのスキルを身につけるにはどうすればいいかを解説している。
感想・レビュー・書評
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またぐひと、合わせ技、貢献あっての単価、管理会計、変革管理
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コンサルタント的なITエンジニアを目指す人のための教科書
そういう人材に必要なスキルを体系的に書いている
マインドセット①HOWよりもWHY②orよりand③解決志向で問を立てる④知識と経験を更新し続ける
①事業戦略、ビジネスヒエラルキー。経営理念:判断基準、ミッション:存在意義、ビジョン:目指す姿、経営戦略:方向性、事業戦略:顧客獲得、機能別戦略:競争力、計画:アクション
basics戦場、独自資源、強み、顧客、うり文句
②戦略数字、会計、売上高、粗利、営業利益、経常利益、純利益、
③戦略実行、現場の言葉にする、毎日の仕事にする、リーダーとなる。プロジェクト指揮、マネジメント、実行。6R要求、状況、問題意識、理由、スコープ、成果
④ソフトウェア工学、ウォーターフォール、アジャイル。PFD
⑤変革管理、危機意識、推進チーム、ビジョンと戦略、ビジョンの周知徹底、取り組み支援、短期的成果、さらなる変革、企業文化として定着
⑥自己更新、分野をまたぐ、読書、話を聞く、ノウハウを提供