仕事も人生も自分らしく イマドキ女性管理職の働き方

著者 :
  • 日経BP
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296105465

作品紹介・あらすじ

働く女性を応援します!
「管理職になった人、これからなる人」必読

元「日経ウーマン」編集長が豊富な「働く女性」取材経験と自身の管理職経験から、
女性管理職を取り巻く“今”とケース別ノウハウを紹介!


―― ビジネスパーソンにとって「管理職への昇進」はとても喜ばしいことだと思いますが、
こと女性に至っては少し様相が異なります。「管理職になりたくない」という女性が少なく
ないからです。

「希望していないのに、会社の思惑で管理職に上げられてしまった。自信なんて全くない。
もう不安しかない」
「年上の男性社員が部下になるし、チーム内には“女性に何ができる”と思っている節の人
もいる。こんな状況でどうマネジメントすればいいの?」
「仲が良かった女性グループから私だけが昇進してしまった。これまで一緒に会社や上司の
グチを言っていたから、自分も何か言われるんだろうな……」
「管理職になるときっと残業時間が増える。うちの子はまだ小さくて手がかかる。育児と仕
事の両立なんて絶対ムリ!」

女性の管理職には、男性にはない様々な葛藤があります。中にはこうした不安から「私には
無理です」と昇進を断ってしまう人もいます。それは実にもったいない。キャリアにおいて
大きな損失だと私は思うのです。

私は、そんな不安や葛藤を抱える女性たちに対して、「昇進するチャンスがあるのなら、
それを生かしたほうがいい。管理職になることは、あなたの今後の人生の選択肢を広げてくれ
るから」「あなたならきっと昇進しても大丈夫。きっとできるはず。よき管理職に、よきリー
ダーになろうよ」とお伝えしたくてこの本を書きました。

これまで長年にわたり取材してきた、たくさんの女性管理職の事例、そして自分自身の体験を
紹介することで、ヒントやアドバイスを提供できたらと思っています。

                               「はじめに」から ――

感想・レビュー・書評

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  • ①この本を選んだ目的 
    女性の働き方に関して、多くの知識を得たいと思い、手に取りました。
     
    ②あらすじ
    筆者自信の経験をベースに、女性、男性問わず、管理職者に対するアドバイスのような形で、多くの言葉が綴られている。

    ③感想
    女性活用、女性の働き方、そういったことを、たくさん考え、たくさん勉強してきたことが伺えた。
    とても参考になったというものはないが、女性と一緒に働く機会のある男性は、こういう本をたくさん読んでいかなければいけないと思う。

    筆者はいい人なんだろうなと思った。文句を並べるというのがほとんどない。思い切って、ダメな男性の上司や同僚、部下の文句を綴るというのも面白いと思った。

    ④今後、活かしていきたいこと
    サーバントリーダーシップというのは、仕事をする中で意識はする。ただ、バランス感が大事だろうなと感じている。
    面白いなとおもったのが、筆者が50歳で大学院に行くことと、57歳で退職して、カフェをオープンすること。私も同じように大学院に行きたいと思っているので、しっかり計画しようと思った。

    ⑤その他
    初版だからか、76ページに誤植
    「角度」が、「確度」になっていた。
    小さいことだけど、編集の仕事に携わる人の本で、それはどうなんだろう。一気に全ての言葉に重みがなくなってしまう。
    なによりも「丁寧に」は、仕事において一番大切だと再認識した。

  • 新しく異動になった先での管理職就任。メンバーは優秀な人材ばかりで、「こんな自分で申し訳ない」との思いで半年が過ぎた。本書の中で、「私が優秀な⚪︎⚪︎さんになる必要はない、⚪︎⚪︎さんの得意なところに頼ればいい」という思いになり、安心するとともに、勇気が湧いてきました。明日から早速、メンバーの得意なこと、好きなこと、などをもっとよく知るように、接していきたいと思った。

  • 女性の世界の一端を知ることができる点で、男性にも勧められる本
    また、キャリアチャート作成は、今後の自分のキャリア検討に役立ちそう
    ▪️キャリアのそれぞれの期間を、模索期、絞り込み期、拡張期、停滞期、試練期、バランス期、充電期の7つから選択し、キャリアを棚卸し、俯瞰することで、今後のキャリアを考える

  • これから昇格するかもしれない自分に非常に参考とエールになった。
    目の前のことに集中しながらも、キャリアを俯瞰して考えられるようになりたい。
    「『楽しいことをする』ことは間違いで、『することを楽しむ』ことが正しい」という言葉が印象に残った。

  • いやいや、もう少し若い頃、育児しながら管理職になった頃、

  • 管理職のキャリアプランの参考にするため、読みました
    お悩み相談が参考になりました

  • 管理職になりたいですか?~推奨本のご紹介|【プロ会社員】寧華 #note #読書の秋2020 https://note.com/ruly_yasuka/n/n9d1819b010e5

  • 女性管理職は変革型リーダーシップ(共感・支援型)を目指すと良いというのが参考になった。
    女性活躍の大切さと現状がよくわかった。
    後半が著者の人生史だった。

  • 男女問わず読めるのだと思う。
    少し覚えておくべきキーワード:
    サーバントリーダー

    1マインドセット
    2仲間・ファン・スポンサーを作る
    3良好な関係をつくる
    4環境を見直す

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著者プロフィール

作家・ジャーナリスト(元日経ウーマン編集長)1962年秋田県生まれ。1984年筑波大学卒業。2014年法政大学大学院経営学研究科修士課程修了。1984年日経BP入社。88年「日経ウーマン」の創刊メンバーとなる。2006 年「日経ウーマン」編集長。12 年ビズライフ局長。「日経ウーマン」「日経ヘルス」など4 媒体の発行人となる。16年日経BP執行役員。18年日経BP総研フェロー。19年退社。現在は故郷の秋田県大館市を拠点に活動する。大館市の未来を創る会代表、一般社団法人敬友代表理事の他、2つの株式会社の役員を務める。同年東証2部上場企業であるユーピーアール株式会社社外取締役に就任。文部科学省、内閣府、林野庁、経団連・21世紀政策研究所研究委員などを歴任。筑波大学非常勤講師。一男一女の母。著書に『 地方を変える女性たち』『仕事も私生活もなぜかうまくいく女性の習慣』『女性活躍の教科書』(日経BP)『企業力を高める?女性の活躍推進と働き方改革』(共著、経団連出版)、『就活生の親が今、知っておくべきこと』(日本経済新聞出版社)などがある。

「2020年 『仕事も人生も自分らしく イマドキ女性管理職の働き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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