- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784296200740
作品紹介・あらすじ
必要なのは「ビジョン」と「戦略」
中川政七商店の経営を伝えた半年間の記録
「ビジョン=志」を起点に、いかにしてビジネス全体の設計図をつくり上げるか。「ビジョンの立て方」から「競争戦略と戦術」「ブランディング」「コミュニケーション設計」「問題解決」まで、中川政七商店の経営メソッドを全公開!
地方に、志と能力がある人材を還流させる──。中川政七商店 十三代、中川淳が挑戦的なプロジェクト「アナザー・ジャパン」を立ち上げました。日本各地から参加した学生18人が半年以上をかけて経営を学び、実際に店舗を経営する。その経験が将来、起業や転職を考えたときによみがえり、地元に戻って活躍する。そんなシナリオを描き、これまでに培った「ビジョン起点」の経営ノウハウを学生たちに語り尽くしました。
本書は、中川政七商店と三菱地所による「学生経営×地方創生プロジェクト=アナザー・ジャパン」を舞台に、2,640時間にわたる舞台裏を追い、これからの時代に求められている"志ある商売のつくりかた"を収録。日本初「ビジョン×競争戦略」の実況中継的教科書です。
新たに商売を始める人も、現役の経営者も、プロジェクトリーダーに任命された会社員も、学生も──働くすべての人に捧げます。
【推薦の言葉】
「商売は総合芸術──自ら商売の主体となり、丸ごと動かしてみるしかない。
本書が描くアクション・ラーニングの軌跡は商売と経営の基本を手に取って見せてくれる。」
──楠木 建 経営学者
「この本に出会えたことで、新しい挑戦に踏み出せる人がきっとたくさん生まれるだろう。
そんな期待を感じるほど、分かりやすく実践的でかつ美意識が詰まった
"ビジネスの作り方"のすべてが凝縮された一冊。」
──辻 愛沙子 Creative Director
感想・レビュー・書評
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経営者の頭の中を少しだけ覗いたような気がしました。大変過ぎる…。
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中川政七商店 十三代 中川淳
こういう伝統ある企業が若い世代、学生に対して実地でビジネスを考えさせるというのは
素晴らしいことだ。
中川政七商店と三菱地所による「学生経営×地方創生プロジェクト=アナザー・ジャパン」で
2640時間かけて、企画立案に始まって実際の店舗経営をさせる。
いいねえ。
学生もいい。真剣。能力がある。感性が豊か。
どんどん若い人に経験させるのはいいことだと痛感。やらせればやる。
場づくりをしないと動かないのはそれまでの育成環境からして仕方のないこと。
であればこうやって場を用意してやれば、しっかり考え、動く。
そのあとは自律して動くものも出てくることだろう。
それでいい。
ビジネスづくりへの挑戦! -
子どもにはこういったイベントにどんどん参加してほしいですね
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8章から
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意志:社会性・愛情・覚悟
個人の意思→会社→ビジョン・ミッション・パーパス
設計図の実装:プロダクト・コミュニケーション・オペレーション
ビジョンからユニークな競争戦略を導く
ビジョン:自己実現・社会貢献・利益追求の重なるところ
会社の力=ビジョン×競争戦略×競争能力
SWOT分析:まずは手の届く強みと弱みに注目
セグメンテーション←ビジネス視点
ポジショニング←顧客視点
AISASフレームワーク:消費者はどんどん認識変容する
ライフスタンス≒ブランド力
ビジョンの主語は私(たち)→熱量を伝え機能
行動規範→現場レベルの判断を容易に -
●なぜ気になったか
TVでこの取組を観た。いろいろな地方から集まった学生たちが壁にぶつかり乗り越えの店舗経営。TVでは知れなかったことを知りたい
●読了感想
想像した学生の苦労や感動話では全くなく、実践的で役に立つ内容であった。事業を始めるにあたってのビジョンとコンセプトの決め方は特に参考になった
#中川政七商店が18人の学生と挑んだ「志」ある商売のはじめかた
#中川淳
23/3/16出版
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