業務改善の問題地図 ~「で、どこから変える?」~進まない、続かない、だれトク改善ごっこ
- 技術評論社 (2020年11月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784297116392
感想・レビュー・書評
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業務改善の可視化。
行動につなげるための急所を紹介。
システム思考に近い。
結局、部門に任せるがうまく行かずでレバレッジが効く箇所のテコ入れ活動必要とみる。
KPTが結局一番シンプルだよねの気持ち。
類書のマネージメント分解が気になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
職場の全員に読んでほしい本。本書は業務改善実施を取り巻く様々な問題を1つ1つ取り上げて整理してくれる。読めば読むほど、「あぁまさに私の職場のことだわ。」と心にずっしりと重みを感じた。職場の新人や若手として色々とやりにくさを感じていて周りに助けを求めても誰も有効な手立てを示してくれない。それならば自分で何とかしようとするとここぞとばかりに都合良く色々押し付けられて負担が増える。この職場が不健全と感じる私がおかしいのだろうか…と考え始めた矢先、見方となってくれる本書に出会えて嬉しい。
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タイトルやあらすじから、期待して読んだのだが、あるある系の共感はしたものの、その問題を掘り下げたり対応を考えたり、といったところまではいかず、やや不完全燃焼。
こういう本のおかげで、どこに問題があるのか、という視覚化言語化はできる。 -
改善しても将来が見えない、改善活動が評価されない、目の前のタスクで忙しくしているほうが「働いている心地」がする、業務改善が掛け声だけで終わる一時のパフォーマンス、など共感できる点は多い。
長年しみついた組織風土を変えるのは本当に大変で、どうやって変えていけばいいのか、が一番の悩みどころ。自分が奇特な勇者で、そのうち、変態扱い。これでは何も変わらない。
とりあえず草の根でコツコツ。まずは自分のチームから。。。 -
そもぞなぜこれを行うのだろうか、と、仕事の目的を考えることは、日々仕事を効果的•効率的に行うために重要
私たちの体には、「ホメオスタシス」という常に安定的な状態を保持しようとする機能が備わっていて、変化に抵抗してしまう
仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する
定期的に、ここは外部のコンサル等を入れると良い、と書いてあり、筆者の営業的観点もあるのかな、と感じるとこもあった -
アウトラインだけでも手元に置いておきたい。
内容はよくあるケースで、『あるある』と共感はありつつも、目新しい何かは特に無かった。
これから『改善』のキーワードに取り組む方には参考になると思う。 -
読みにくい、改善の余地あり
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腰が重くなるテーマを読みやすくまとめた一冊。「働き方改革」という言葉が浸透してきているからか、若者や女性に向けたような可愛らしく読みやすいビジネス書が近年増えているように思います。
「業務改善」が必要な理由、そしてそれを阻むモノへの対処法などがおおまかに書かれており、「今のままじゃ何か良くない気がする…」という「何か」に気づくことができる、まさしく現在地を確認するための地図を開くような気持ちで読めばいいかと思います。
個人的には「業務改善を阻むモンスター」の章にひたすら共感でした(笑) 組織内の仕組みだけでなく、最も繊細で書きづらいであろうヒトについても言及されているところから、著者の豊富な現場経験を感じさせられました。 -
著者の職業を考えれば納得なのだか、随所に「プロに頼もう」としつこく書かれている。
この手の本でイラストや太字が多くて、章や項の一つ一つが短いものって普段本読まない人に向けて書かれているんだろうな。全体的に、良く言えばフレンドリーで口語的、悪く言えば専門性が低く内容が浅い。
QC活動を知っていれば内容はどれも既知のことばかり。
中盤なんの注釈もなくヘルシーと連呼されたのは不快感さえ感じた。(健全、正常みたいなニュアンスで筆者が好んで使う様子。 -