バリューサイクル・マネジメント ~新しい時代へアップデートし続ける仕組みの作り方
- 技術評論社 (2021年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784297120160
作品紹介・あらすじ
私たちの働き方は本当によくなったのか?
DX、SDGs、イノベ―ション、ダイバーシティ、女性活躍推進、エンゲージメント、エンプロイアビリティ……個々のキーワードや施策が自己目的化、「仕事ごっこ」化していないか?
新しい時代へアップデートしていくために本当になすべきことを、累計25万部・問題地図シリーズの生みの親が集大成。
一企業だけ、一部門だけ、一個人だけの努力では成し遂げられない価値創造へ踏み出すための、変革の教科書。
感想・レビュー・書評
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大企業向けの仕組みづくりについて、体系的に整理されている印象を受けた。
しかしながら、情報量が多く、一般論で語られている部分が多く、自分の半径5メートル以内で何を行動していくかはよくよく考えねばならない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まとまってるけど内容は薄いかな
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一般論をまとめられているように感じた。
経験則と合致するテーマの箇所は、経験と照らし合わせながら理解が進むが、そうでない箇所は『正論だな』という印象に留まった。 -
はじめに 「週5日×8時間働かなくても幸せになれる社会」を目指して
第1章 キーワードからマネジメントの潮流をふりかえる
第2章 健全な組織のバリューサイクル
第3章 組織と人が正しくアップデートする
第4章 バックオフィス2.0―管理部門・間接部門のこれから
第5章 組織のあり方を変える―統制型からオープン型へ
おわりに だれしも半径5メートルの世界を持っている。そこから景色を変えていこう -
働き方改革、エンゲージメント、DX、SDGs…時代の変化を先取りしようと多くのマネジメントキーワードが流行してきたが、結果として企業、ひいては社会は良くなっているだろうか?
本書は、これらマネジメントキーワードが目指すものをバリューサイクルという概念で説明するものである。
本書の提唱するバリューサイクルでは、企業のあらゆる組織の中で、本来価値創出のコアサイクルの改善と、それを支えるコラボレーション、ブランディング、エンゲージメントの強化を推進する。
そのためには、階層型・統制型のマネジメントでは対応できず、オープンで自律的な活動が必要、という主張で、よくあるDX、アジャイル本と同じである。
前半の課題感、主張のインパクトと比較して、後半の具体策が小規模チームの取り組みで、大組織で変革するのは簡単ではないと改めて感じてしまう。
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※DX化への一般的な情報 2021年の書物としては特別なことは書いてない
半径5mの環境を変える
SDGs 働き方改革 コロナ トップダウンとコラボレーション
ブランディング ファン
コアサイクル エンゲージメント 統制型からオープン型へ 権限移譲
ルールありきからビジョン/ゴールありきへ
アジャイル ホウレンソウではなくザッソウ(雑談+相談) -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00614564
私たちの働き方は本当によくなったのか?
DX,SDGs,イノベ―ション,ダイバーシティ,女性活躍推進,エンゲージメント,エンプロイアビリティ……個々のキーワードや施策が自己目的化,「仕事ごっこ」化していないか?
新しい時代へアップデートしていくために本当になすべきことを,累計25万部・問題地図シリーズの生みの親が集大成。
一企業だけ,一部門だけ,一個人だけの努力では成し遂げられない価値創造へ踏み出すための,変革の教科書。
(出版社HPより) -
新しい発見、気づきを得られなかった。
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わかりやす教科書。という感じ。読みやすく平易に全体を今の話題も含めて、キーワードをまぶして、図解も入れて。すこし全体として広い部分、各所が薄いけど、そうか会社の各部門はこんなことを考えているんだと他人事視点でなら共感できるのだろう。で、自身の部分は、とか書かれているけど、実際はね。ってなってしまっているのがすでに、時遅しなんだろう。
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古き慣習のアップデートてしてポイントを網羅した教科書の位置付けで読めます。ターゲットが少し年数が長い企業向けの印象もあります。わかっていても実行できない現場の生々しさに触れた実務版にも期待です。