がん消滅の罠 暗殺腫瘍

著者 :
  • 宝島社
3.55
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本棚登録 : 301
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299018113

感想・レビュー・書評

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  • 設定はいいのにシンプルに面白くなかった。キャラがあまり立ってないのかな。

  • 日本がんセンターの夏目医師と羽島博士は、大手保険会社勤務の森川からまたも奇妙な事例を聞く。
    住宅ローンのがん団信を利用した保険金詐欺を疑うものだった。
    一方、埼玉県内では医師殺人事件が連続しており、夏目のもとに刑事が話を聞きにやって来る。
    さらには脅迫を受けているという政治家が、「人間を人工的にがんにさせることができるのか」と訪ねてきて……。
    人体という密室で起こす、前代未聞の犯罪計画の全貌とは? 背後には代替医療の闇が潜んでいた――。
    (アマゾンより引用)

  • 途中挫折
    ブクログで過去レビューを探したところ、読了はひとつも無かった…

  • 癌を人為的に発生させる人工ガン。

  • 意図的に発生させることのできる『がん』‼?

    住宅ローンのがん団信を利用した連続保険金詐欺……
    裏に潜む影は、何を伝えたいのか?
    共通するのは代替医療に命のタイミングを奪われ、悲しむ家族。あのとき、なぜ?言ってくれなかったのか。

    がんの性質を100%理解し、その特質を操る天才は、、、まさかの展開に、続篇を期待するばかり(^^)

  • 続編でして。主役周りの登場人物がクローズアップされている感じ。これはシリーズ化への複線化。前作の巨悪に対して、今回の対する敵も旧知となると、その元々の母体はどんな曲者揃いだったのかって話ではありますが、未だに人類の宿敵であるガンに対する知識にもなる様々なエピソードが、やはり少々難しく出てきます。でも、そこはクライマックスに向け、その功罪が清濁併せ呑む感じで語られていく感じは鮮やかです。こうなってくるとその人物の生死判定はどうしたら良いかって感じにはなりますが、癖のある警察側も登場し、シリーズ化乞うご期待。

  • はらはらしたところもあった。がんばれ夏目医師。
    まだまだ続くのだ、この企みは。

  • 前作を読んだときより癌の知識が増えたので、まあまあ言ってることもわかったが、保険の幅広さにはびっくりした。愚かな選択をしなくてすむよう、癌が簡単に治せる未来が早く来てほしい。

  • 最初の方はドラマで見たので続きを本で。
    とはいえドラマの内容あんま覚えてなかった笑

    登場人物のキャラがはっきりしていてなかなか面白かった。こんなことが本当にできるのかはわからないけど、癌になってみた詐欺はなかなかうーん。。。

    2021.12.12
    168

  • 12月-05。3.0点。
    シリーズ第二弾。友人の保険会社から、また奇妙ながん→治癒の連続例があると相談。一方、医師連続殺人も発生して。。

    専門用語の難しさは相変わらずだが、それにしては読みやすいと思う。前作に似たパターンの気もするが。。
    三部作にしそうな感じ。次作に期待。

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著者プロフィール

1976年、埼玉県生まれ。神戸大学大学院自然科学研究科修了。国立がん研究センター、放射線医学総合研究所で研究に従事。現在、医療系出版社に勤務。第15回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2017年に『がん消滅の罠 完全寛解の謎』でデビュー。他の著書に『時限感染』(以上、宝島社)、『テウトの創薬』(KADOKAWA)がある。

「2022年 『がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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