スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ (宝島社文庫)
- 宝島社 (2023年11月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784299048318
感想・レビュー・書評
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今回も美味しそうなスープがたくさん登場。
読んでいる間に感じていた小さな違和感、最後の最後に明かされた事実で「あ、だからか」と腑に落ちた。
露の同級生の話に出てきた雄馬、性格悪すぎ。このまま成長したらろくな大人にならなさそう。
ただ露の性格も私はちょっと苦手。身近にはいて欲しくないな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「春待つ芽吹き」
遺産は姿を変えていた。
どれだけ大切な人や心を許した友人だったとしても、大金を目の前にすると関係が壊れてしまうかもしれないから黙るべきなのだろ。
「真夏の島の星空の下」
不思議な出来事が続き。
後ろめたいことが一切無かったとしても、意中の相手との会話の中で態々異性と二人きりだったなんて言うのは気が引けるだろうな。
「秋に君の言葉を聞きたい」
タイミングよく現れた。
好意を持っている相手が凄く頑張っていたことを知っていたとしても、相手の努力を何一つ考えることすらせず陥れるのは違うだろ。
「答えは冬に語られる」
真実を知らなかった者。
勝手に全てを打ち明けていいのかと考えた結果なのかもしれないが、一人だけ何も知らないままいたと思うと寂しく感じそうだよな。 -
ついに麻野に自分の気持ちを告白した理恵。少し時間がほしいと言われて……。
やっとか、という感じ。そのせいなのか、今回はおおがかりな仕掛けも用意されている。全然気付けなかったけれど、よおく意識して読めばヒントはそこかしこにあって、ミステリとしてちゃんとフェアだ(気づけないのは自分のせい……)。過去の作品の登場人物などもちょいちょい絡ませてくるのもヒントになっている。
告白を受けての、今後の展開がまた楽しみ。 -
すごく温かい話で,謎解きと言ってもとても複雑な話ではないし,色々な背景があっての出来事がそれを引き起こしたんだ。
とこころがホッとなります。
シリーズものとは知らずに読みましたが,素直に入り込めるのでここからでも楽しめると思います。 -
約2年振りに読んだ8作目。やっと、やっとだね。私も嬉しい。それぞれも話も安定した面白さ。まだ終わらないようだけど、どうするの?
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今回もとても美味しそうなスープと、謎解きが!
関係にも変化が!?
次の巻もとても楽しみです。 -
大好きなシリーズ。新章が始まりそうで嬉しい。
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本当だ。サラッと読んでたけど、呼び方が変わってる。
けっこう忘れてるから最初から読み直そう。