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- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784305706706
作品紹介・あらすじ
屈折語などタイプの異なる言語で開発された概念を借用せず、
「足し算」的構造の資料から、帰納的に、日本語の枠組みや文法概念を明らかにする書。
日本語文法の原理に向かって考える。
【最近の日本語文法研究とされるものは、意味を基準とした形式の整理や、既成の理論の部分的な適用などに終始していて、形式の相違によって生じる文法機能を体系化し、形式面全体を説明できる原理に向かう姿勢が乏しいと思う。……言語研究は形態論だけではないが、多様な言語構造の中に普遍的な特徴が存在するはずである。それを探求するために、それぞれの言語の形態的な構造をその言語の論理に則って解明する必要がある。本書のそういう主張が分かっていただければ幸いである。】…「あとがき」より
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