日本史の謎を攻略する

著者 :
  • 笠間書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305707208

作品紹介・あらすじ

誰かがあなたの目を曇らせるために創り出した、
作為的なイメージを事実と思い込んでいないだろうか。
96話で日本史の常識を疑う。
歴史のほんとうの姿をどう見つけていくのか。恰好の指南書。

【…江戸時代の鎖国体制・百姓一揆などは、あとに続いた明治国家による作為があるようだ。自分たちが倒した江戸幕府にことさらに暗い世相・劣った社会体制の時代というマイナスイメージを与え、倒幕を義挙だったと思い込ませたい。自分たちこそが正義漢で救世主であり、そのお蔭ですくなくとも前時代よりいい時代になった。あんな前時代には戻りたくない。そう思って、現国家を支えて貰いたい。だから江戸時代の実態を覆い隠してまで、理不尽で悪い施策に苦しんだ社会と誤解させたい。どうも私たちは、そうした作為がなされたものをそのまま実像と思い込んでいる。前の時代に生きていたより今はましだ、と。それを剥ぎ取る努力をしないと、歴史のほんとうの姿は見えてこない。】はじめにより。

著者プロフィール

1948年、東京生まれ。

学習院大学文学部史学科卒業後、学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程満期退学。博士(史学)。

神奈川学園中学高等学校教諭・高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・奈良県万葉文化振興財団万葉古代学研究所副所長を歴任し、その間、学習院女子短期大学・鶴見大学文学部・中央大学文学部・早稲田大学商学部非常勤講師を兼務。
現在、奈良県立万葉文化館名誉研究員、早稲田大学エクステンションセンター講師。

単著に、『白鳳天平時代の研究』(2004、笠間書院)、『古代の神々と王権』『天平の木簡と文化』(1994、笠間書院)、『天平の政治と争乱』(1995、笠間書院)、『古代の王朝と人物』(1997、笠間書院)、『古代史の異説と懐疑』(1999、笠間書院)、『古代の豪族と社会』(2005、笠間書院)、『万葉集とその時代』(2009、笠間書院)、『古代史の謎を攻略する 古代・飛鳥時代篇/奈良時代篇』(2009、笠間書院)、『古代の社会と人物』(2012、笠間書院)、『日本史の謎を攻略する』(2014、笠間書院)、『現代語訳魏志倭人伝』(2014、KADOKAWA)、『思い込みの日本史に挑む』(2015、笠間書院)、『古代史の思い込みに挑む』(2018、笠間書院)、『闘乱の日本古代史』(2019、花鳥社)、『飛鳥奈良時代史の研究』(2021、花鳥社)ほか。

「2022年 『古代政治史の死角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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