心にのこる言葉

著者 : 小野寺健

• 河出書房新社 (1992年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[和歌山県立医科大学図書館三葛館さんの感想 · 2016年1月27日]

三葛館一般　159.8||O

世界の近代作家の小説や詩などから抜粋したロマンに満ちた80もの名句がまとめられた本書。ひとつひとつの言葉に対して、著者の趣深いコメントや感想がエッセイ風に綴られていて、想像をより膨らませながら読み進みます。
また、人生や恋愛にちなんだ名句が多く、とくに恋をしている人には、心に響くフレーズがきっと見つかるのではないでしょうか。
少し古い本でカバーが付いていないので見た目は地味ですが、とてもロマンチックな珠玉の名句の数々が収められた一冊、ぜひ手に取ってみてください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（かき）

和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=24913

[Beluga0617さんの感想 · 2011年3月15日]

様々なものから抜粋した言葉が載っている1冊。

言葉だけではなく小野寺さんのその言葉に対するコメント・感想が書いてありなるほどと思う箇所がいくつもあった

著者プロフィール

1931年横浜生まれ。翻訳家・横浜市立大学名誉教授。おもな訳書に、ドラブル『碾臼』、ロレンス『息子と恋人』、ブルックナー『秋のホテル』、『オーウェル評論集』など多数。2018年没。

「2022年 『インドへの道』 で使われていた紹介文から引用しています。」