枕女優

著者 :
  • 河出書房新社
2.45
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本棚登録 : 300
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309018645

感想・レビュー・書評

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  • 枕でトップ女優に登りつめたけど幸せでなかった話。ひたすら胸くそ悪いだけの話。

  • ドロドロした内容かと思ったら以外と違った。苦悩や葛藤、愛が描かれてるのかな

  • 身も心も売ってトップ女優を目指す18歳の鈴木弘子。
    枕営業を続け,脅しまで使い,それでもトップを目指す。
    この黒い世界観とは別にその真っ直ぐに進む様はやはり,新堂節だと思う。

    ただ,若干意外性に欠けたところではある。

    時間の経過が中盤から早過ぎた気もする。もう少し,底辺から段々とクラス上の女優を追い抜いていき,見下してく過程があったら,鳥居水香を読んでみるわたしの中に残せたと感じる。

    最後は,あまり演技に力を入れているという描写はなかったのに,役に溺れていくのは多少違和感を感じた。
    私生活から役に成りきろうとする弘子についていけない!という卓人の描写を濃くしておけば,かなぁ。

    辛口になってしまい,失礼しました

  • 内容はともかく文章は上手。

  • 新堂冬樹の本はエグくてグロすぎるかファンタジックすぎるかのどっちかですな。

    これは前者でした。
    昼休みにお昼ごはん食べながら読んじゃダメだぞー。

  • 薄っぺらい印象が否めない。

  • あー、なんで今この本読んだんだろ。

  • この方、本当に芸能事務所を持ってるらしい。。と、言うことはこのどろどろは実話?にしても。。。少し酷すぎないかい?そこまで酷くは無いでしょう。。。。。かな?

    役を得るために片っ端から「枕」を武器に監督、プロデューサー、作家を操ろうとして失敗して、どうすれば良いのか考え、そしてとうとう役を勝ち取る。。。そうやって増えた役のせいでいろんな役が混合して多重人格のようになってしまう。

    もうどれが本当の自分なのかも分からない。。。読んでて、ごめんなさい。沢尻えりかを思い出してしまった。。。

    あまりの過酷なスケジュールで自分を無くして行く主人公。。。はインタビューで「いいえ」しか言わなくなる。そして彼女の行き着く果ては。。。。

    とにかく不幸な話でした。つまらない。

    とっても簡単に書かれて、さらっと読めるけどそれだけ。みたいな。ところどころ役で話を入れてるのですが、紛らわしい。。。

    最初、物語の一部と読んでしまった。。確かに一部だけど。いまいちだ。。。

  • 女優って売れるためにここまでするのかな?よっぽどだよね。。。。
    展開早いし、新堂ギャグだよ。

  • 芸能プロダクションを立ち上げたらしい作者の新作。
    芸能界の裏はグロいねえ想像通り、という印象。
    テーマが面白そうで予約してまで借りた。うーん。
    「えぇっ」を期待してたかも。

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著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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