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- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309018683
感想・レビュー・書評
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江戸瀬戸物問屋の小僧英吉は寝小便を治すためお伊勢さんへ抜け参りする。途中腹の調子が悪くなったことから薬草採りのの庄兵衛と出会い道連れになる。
庄兵衛さんが簡単に事件を解決しすぎるが、退屈しのぎにはなるお話でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結構 面白かった。続きがあるのかな?
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続けてお伊勢参りの話が。先の作品は正当なルールに則ってお伊勢参りに向かう話だが、こちらはアウトローな文字通りの抜け参り。正統な方は一年も前から全ての段取りを御師が請け負い、人員も素性の明らかなる者を伊勢神社に導くが、抜け参りは奉公先から飛び出して、他人の喜捨をアテに、謂わば脱走とも取れるやり方で伊勢参りをするというお話だから、フザケタ内容になるのは致し方ないのかも知れない。今流行りの「御自分様」の団体が揃って、抜け参りするのも珍しくなかったらしい。お伊勢参りという免罪符があるものだから、雇い主も指をくわえてお咎めなしで、やりたい放題だった様だ、そんな話に薬草の話が処処に散りばめられて、好きな方にはオイシイ話かも。