- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309019819
感想・レビュー・書評
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全然頭に入ってこなかったけど目を通すだけでなんかオシャレなものを読んだなと思える文章で心地よかった。主人公も相手も全然共感できないタイプだったんだけど何言ってんのか全然わからないのが逆に読み応えとして楽しかった。なんか白くて清潔な部屋みたいなイメージがずっとあって少し小川洋子と似た雰囲気を感じた。
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感想
実らない。だけどその時は確かに本気だった。この恋は正しくないかもしれない。だけれど心が動いてしまったから仕方がない。早く終わらせたい。 -
言い回しがありきたりに感じてしまう部分が幾つかあった。所々グッとくる場面はあったけど、最後もやもやして終わった感じ。こういう作風なのかな。
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救いのなさとクズの悲しみが絶妙にリアル。七緒のために以外はまだ読んだことがないけれど、そこと比較するとかなりポエミーな文章が多い気がした。救いのなさに胸がぎゅっとなるし、毒親の書き方が本当にうまい。きっと母親からは永遠に理解されないんだろうな……
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2021.03.09
学期末じゃよ。忙しや。
島本理生お得意の闇深作品
愛することに臆病な女
求められて嬉しいくせに
首を横に振る
一緒にいて安心する
同じような人間と
付き合ってしまう
本当は好きな人がいるのに
結婚や不倫
未知なる世界ではあるけれど
一生の愛など存在するのか
なんなのか
島本理生作品読むと
恋愛とかどうでもよくなる笑 -
あられもない祈り。
タイトルが主人公の弱さを持つことにより許されようとする心を物語っているよう。
状況説明が少なく、現在と過去、現実と夢想が入り乱れる文章ゆえに読み飛ばし進めてしまったが、後半になるにつれ、ゆっくり深く味わえば良かったかも、と思った。
登場人物は確かにどれも魅力に欠け理性的ではないが、それが人間らしいのかなとも思ったり。
アンニュイ、という言葉がぴったりな世界観で読了後は不思議な感覚に置き去りにされた気持ち。著者の他の作品も読んでみよう。 -
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2021/02/27
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2021/06/14
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・・・・読んだ
みんなのレビューに
自分と同じ感想の人がいた -
2019/12/28