香港 旅の雑学ノート

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 67
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309030180

感想・レビュー・書評

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  • 香港の1970年代の香港の街の様子や、文化について書かれています。
    香港に行った後に読む方が、親しみを感じるかも。
    書かれているのは街の話ですが、一人の人間についての描写と考察を読んでいるような感覚にもなりました。日本人の旅人目線で語られているのも楽しいです。

  • 返還前の香港について書かれている。ふーん、という感じだったが、たまたま読書中に、消えてしまった香港のネオンサインについて取り上げた『燈火は消えず』という映画を知り、この本と繋がった。
    本ではネオンサインの色合いや形、出し方について説明し、無法地帯だ的なことを書いていたけれど、それが今なくなっている…?この本きっかけで香港のネオンに興味が出た。

  • 昔懐かしの香港事情。不潔な散髪屋やパジャマで出歩く若い女性の姿など、今日(たぶん)絶滅はしたものの、いかにも香港らしい、無秩序で時に小汚くまたは魔窟的なシーンが数々切り取られ、都市風俗史の趣があった。ナウいという死語など文章も骨董品的で、それ自体が価値な一冊。

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著者プロフィール

1947年生れ。パリを経て返還前の香港に暮らし異文化コラムを寄稿。79年刊行の本書は知られざる香港の姿を描いた画期的ガイドとして話題となり、旅行者のバイブルとなった。著書に『香港世界』(河出文庫)等。

「2021年 『香港 旅の雑学ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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