ブラック・ヴィーナス (Modern&Classic)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 37
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309204055

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    ボードレールの愛人、狼少女、手斧殺人のリジー・ボーデン…実話をもとに、文明や社会の禁忌を軽やかに越えて生きる女性たちの姿を豊かなイメージで描き出す。
    マジック・リアリズムの旗手の自選短編集。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 英国女流作家の短編集。家族であるとか女であるとか、そういった小説が多い。でも、その中に、土や汚物の臭い、人と人との臭いなどが、ハッキリと漂っている。幻想的なようでどこまでもリアルな小説。中の「キッチン・チャイルド」がオススメ。

  • 小洒落た感じか。読後にどっと疲れた。

  • 2009/6/1購入
    2017/6/25読了

  • 「わが殺戮の聖女」「ピーターと狼」がよかった。「キッチンチャイルド」は民話風のほのぼのした味わい。

  • 元ネタがどんな悲惨な出来事であっても、彼女が創り上げるものは宝石で出来た彫刻さながら。綺羅綺羅しさに幻惑される。

  • マジックリアリズム☆
    不思議で美しいお話たち。
    うっとり。

  • 〈これを読むのなら……〉
    アンジェラ・カーターって、ゴシックとはいっても、想像力の飛び方が、もっと軽やかに突き抜けていたような印象があったのだが。一編一編の緻密さはクオリティ高いが、かったるめの訳文と相まって、今ひとつ作品世界に入り込めない。『夜ごとのサーカス』のがおすすめ。

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著者プロフィール

1940年、イギリスのサセックスに生まれる。大学で英文学を学び、卒業後しばらくは新聞記者として働く。1966年に小説『シャドウ・ダンス』でデビュー。以後、『魔法の玩具店』(1967)、『ラブ』(1971)、『ホフマン博士の地獄の欲望装置』(1972)、『新しきイヴの受難』(1977)といった作品を次々に発表し、昔話、SF、ポルノグラフィ、ミステリなど、さまざまな要素を盛り込んだ、新しいゴシック小説の書き手として注目を集める。1984年に『夜ごとのサーカス』を、1991年に『ワイズ・チルドレン』を発表し、1980年代以降を代表するイギリスの女性作家として高い評価を得るが、1992年に死去。ほかに短篇集として『花火』(1974)、『血染めの部屋』(1979)などがある。

「2018年 『新しきイヴの受難』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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