- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309204055
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
ボードレールの愛人、狼少女、手斧殺人のリジー・ボーデン…実話をもとに、文明や社会の禁忌を軽やかに越えて生きる女性たちの姿を豊かなイメージで描き出す。
マジック・リアリズムの旗手の自選短編集。
[ 目次 ]
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
英国女流作家の短編集。家族であるとか女であるとか、そういった小説が多い。でも、その中に、土や汚物の臭い、人と人との臭いなどが、ハッキリと漂っている。幻想的なようでどこまでもリアルな小説。中の「キッチン・チャイルド」がオススメ。
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小洒落た感じか。読後にどっと疲れた。
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2009/6/1購入
2017/6/25読了 -
「わが殺戮の聖女」「ピーターと狼」がよかった。「キッチンチャイルド」は民話風のほのぼのした味わい。
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元ネタがどんな悲惨な出来事であっても、彼女が創り上げるものは宝石で出来た彫刻さながら。綺羅綺羅しさに幻惑される。
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マジックリアリズム☆
不思議で美しいお話たち。
うっとり。 -
〈これを読むのなら……〉
アンジェラ・カーターって、ゴシックとはいっても、想像力の飛び方が、もっと軽やかに突き抜けていたような印象があったのだが。一編一編の緻密さはクオリティ高いが、かったるめの訳文と相まって、今ひとつ作品世界に入り込めない。『夜ごとのサーカス』のがおすすめ。