究極の文房具ハック---身近な道具とデジタルツールで仕事力を上げる
- 河出書房新社 (2010年9月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309245263
感想・レビュー・書評
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本書のハックは著者が実践しているということもあり、やろうと思えばすぐにでも始めることができるものばかりである。たしかにノートPCにベルクロをベタベタ貼るのは抵抗があるかもしれないが、それさえ乗り越えればそうは難しくない。マスキングテープをラベルに使って張り替えられるようにするというのもちょっとした工夫でまさにハックというべきアイデアである。ちなみに、『誠Biz.ID』で掲載されていた時になるほどと思って取り入れているものが”同じ靴下だけにする”というものである。全部の靴下の色と柄が同じであれば、洗濯した後の神経衰弱はしなくていいし、穴があいても、穴のあいたたものだけを処分すればいいので無駄がない(柄ばバラバラだと穴のあいていないものも捨てなければならない)。
ところで、本書は一部書き下ろしもあるようだが、ほとんどが『誠Biz.ID』で連載されていたもの。いわゆる書籍化。この”書籍化”は最近聞かなくなった言葉だが、本書で扱われている”ライフハック”も聞かなくなった言葉であるが、大きな文具店に行けばアイデア文具はまだまだ大量にあるし、そのアイデア文具自体がライフハックの商品化と考えれば、個人で工夫する必要がなくなってきた。また、当時はハックだった書籍のスキャンも現在では定番となっており、そういう点でもライフハックという言葉が消えつつあるのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文具王手帳=ストラップをつける。表面にメモパッド。
机の上にA3の紙を貼る=メモ用紙。
充電済みの電池には、マスキングテープを貼る。
ノートパソコンの表面に、ベルクロの面テープを貼る。
消毒用エタノールは、万能クリーナー。
スキャンしたデータは、ひとつのHDDに。
hddのバックアップは、別のHDDに。DVDより安い。
書類はスキャンしたら捨てる。
年賀状をスキャンしてとっておく。
ドキュメントスキャナは常時接続。いつでも使えるようにしておく。
机の裏側にティッシュペーパーを。
マグネットを箱に挟み込んで、机にくっつける。 -
著者は「TVチャンピオン」全国文房具通選手権3連覇した人物。
ただの文房具オタクと思いきや、人生の哲学的な部分も考察されていて異色のビジネス本としても楽しめた。
雑誌は破りながら読む
校正はグリーンの蛍光ペンを使う
消毒用エタノールは万能クリーナーなど
すぐに実践してみたいアイディア満載
手帳特集号・ダイエット特集・整理収納術の雑誌が売れ続けるのは「成功者はいるが、答えはないからだ」
この言葉には目からうろこ。
人間は自分に合った成功術を永久に追い求めなければならないのだ。深く納得。 -
文具王/高畑さんの本。「保存するメモ帳」や「ベルクロの活用」などアイデア満載です。同じ靴下を15足買ってペアを探す手間を省くというのはうちの夫もやってます。これ超オススメ!洗濯する人も楽だよ♪
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まず字が小さいので全部読む気にならず、写真が元の連載時はカラーだったのだろうか、ここに掲載されている写真は暗くてわかりにくい。
せっかくの内容なのにもう少し見やすくしたらよかったのではないか…。
内容はこの手のものによくあるように、役に立ちそうなものがいくつかあるかなあ、という感じ。
以下抜粋
・A4サイズのアクリル板を用意して新聞やら何からA4に切り抜いて大きさを統一する。
・原本を残したい手紙はルーズリーフに貼り付ける。
・巨大なアダプタのものでも三叉タップを使えば多くをつけられる。
・雑誌はその場で破りながら読む。
・充電池にマスキングテープを貼って充電済かどうかと充電した日付を記入しておく。
・ベルクロ(マジックテープ)を貼り付けて固定。(ただしMacBookのディスプレイの背面につけるのはかっこ悪い)
・ベルクロを剥がすには「ミツワペーパーセメントソルベント」がよい。
・消毒用エタノールで人為的な汚れと水回りの汚れ以外はとれる。
・白紙のトランプ(専門店でのみ購入可)に日々のルーチンワークや便利なチェックリストなどを書く。やる気のない時に引いて出た仕事に着手する、当番決めのくじ引きなどにも使える。
・雑誌のステープラーを外すにはサンスター文具の「はリトルPRO」がおすすめ。枚数が少ないものはペーパーナイフでカットする。
・名刺交換時に相手の了解を得られれば顔写真を撮影させてもらい、名刺と共に保存する。その際自分の名刺に顔写真を入れておくとお願いしやすい。 -
文具の使い方のアイデアが豊富。とても楽しい。
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ここまで極めるってやっぱり単純に凄い。
凄いに尽きるんです。
自分じゃできない。
完璧主義な自分と上手に付き合える人っていいなあ。。
文具王さまさま。 -
ここまで具体的にメーカー名をあげて、オススメされると直ぐに買いたくなる。
そして、直ぐに会社にて実行。随分と書類が片付きました。
家にも安いスキャナーを買って、どんどん物を捨てたくなる衝動にかられる。
雑誌を分解する「はりとるPRO」や「断裁機」まで買って破りながら読もうとは思わないが、
理に適っているし、よりシンプルに生活していくライフサイクルとして有効な手段はたくさんあった。
ベルクロはダサイので却下。
スキャンからのIphone、Evernote、Dropboxは即採用。
プレピー、靴下も採用
思い出の整理の仕方が乱雑だったので、この方法を使いA4のファイルで収納しよう。他は全てデータ保存で優秀なHDDを購入すること。 -
なんかどっかで見たことある、と思ったら「ビジネスメディア誠」で連載されていたものでした。しかし、読んだ事のない回もあったので、わりと参考になりました。
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