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- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309248028
感想・レビュー・書評
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図書館で借りて読む。亀井の政界引退直前の2017(平成29)年刊行。
当時から6年が過ぎ、令和になって5年目になったが、日本という国のすべては著しく悪くなってしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもしろかった。
亀井静香と 生い立ちから傘張り老人になるエピソード。
自民党の中で、そのポジションを得たわけでなく
乱世の時に、頭角を現したと言うことなんだね。
保守よりも 保守的で、「人情」を大切にした。
学生の時に、樺美智子たちが飼っていた犬を
串焼きにして 羊頭狗肉として販売した というエピソードが
印象的でもある。そして 樺美智子の死によって、
警察官たろうとする。
浅間山荘事件を指揮することで、政治家になろうとする。
このような強い意志を持つ若者がなぜという疑問。
その人生の軌跡のターニングポイントが 明確である。
死刑について反対といい
天皇が 生存退位についても 反対する。
右翼が なぜ 日本の自立を問題にするなら
アメリカ批判すべきだとも言う。
スチュワーデスのアルバイト制にものをいい、
貸しはがしに対して、モラトリアムを発布する。
人の道を外さない という精神がなんともいえず、可愛い。
亀井静香。おもろい政治家だったのだ。
あれ、政界から引退したのだった。
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