裁判長の沁みる説諭: 刑事法廷は涙でかすんだ…

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309249407

感想・レビュー・書評

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  • 事務的でない、人と人との心の通う対話のような説諭がまとめられていて読みごたえがありました。
    ピエール瀧さんのは当時も話題になってましたが、改めていい説諭だなと思いました。

    ただ、著者の筆が走りすぎというかちょっと主観部分がくどく感じたり、斜に構えすぎてるように感じるくだりが多々あったりして、もう少し多方面にシンプルだったらもっと読みやすかっただろうなとも感じました。

  • 読みやすいけれ。もう少し事件の内容を知ってから読みたい、裁判を傍聴しに行きたい、と思わせるいい意味で物足りない本。

  • 一つ一つの話は短く、要点を書かれているのですぐに読める。他書でも読んだことがある話も紹介されているが、それぞれの逸話に裁判官から、更生させようとする思いが伝わってくる。罪の問題、被告人の心の持ちようなど、思いは様々であるが、それでも被告人に対し、真摯に対応している裁判官たちには頭が下がる思いがした。もちろん、このような人ばかりではないと思うし、だからこそ本書のような本ができるのだろう。
    それぞれの話について、もう少し詳しく知りたいと思うが、誰かそういう本も書いてくれないかなぁ~。

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著者プロフィール

1975年、長崎県生まれ。九州大学法学部卒。フリーの著述家。デビュー著書『裁判官の爆笑お言葉集』(幻冬舎新書)がベストセラーに。雑誌連載、メディア出演、講演活動のほか、小説の法律監修にも携わる。

「2020年 『裁判長の沁みる説諭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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