バグる脳 ---脳はけっこう頭が悪い

  • 河出書房新社
3.44
  • (3)
  • (7)
  • (13)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 159
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309252735

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人類誕生よりも前から長い年月を経て作り上げられてきた脳のシステムが現代の生活において露呈するバグの話。
    記憶の曖昧さや行動をプライミングできること、時間感覚があてにならないこと、必要以上に抱く恐怖、ダイアモンドなんかの例に見られるマーケティングへの弱さ、宗教信仰の話なんか。
    現代の急激な変化に脳が対応しきれないのはそうなんだけど、それを知ってるかどうかってだけで毎日が変わってくるよね。ただ面白いだけでなくて、そうゆう意味でも価値ある本だった。

著者プロフィール

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)神経生物学・心理学部教授。脳の時間処理機構をテーマに、実験動物を使った電気生理学実験・ヒトを対象とした心理実験・コンピュータシミュレーションによる理論構築など、多角的なアプローチから研究を行っている。

「2018年 『脳と時間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ディーン・ブオノマーノの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×