- Amazon.co.jp ・本 (68ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309264356
感想・レビュー・書評
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大人が読むと、何とも理不尽でシュールに感じるかもしれないけれど、意外と子どもはあっけらかんと受けとめるかもしれないな。
そういうオチの昔話は、結構世界中にあるし。
わかりやすい表情などしていないふたりのきょうだいは、実は ムーミン谷の住人なのかもしれないと思って読んだ。
目の周りのクマと、妙に長いつま先が怪しい。
ただ遊んでいただけなのに、いつの間にか周りの風景が変わっていた。
「不可解!」
「どうゆうこと?」
「いやはや!」
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図書館返却棚にて。『うろんな客』『蒼い時』に並ぶカラーの作品かな、と私の中では位置づけられています。
ナンセンス・ゴーリーの代表作かな。 -
この本は、他の作品に比べて絵にも文にも余白が多い。その分、想像の余地があって面白い。ゴーリーの中でも、最高の絵本。対訳という形式も、柴田元幸さんの独特の訳文もよい。
※とはいえ、やっぱり大人向け。 -
ゴーリーは個人的にはそうでもない作家さんだけど、読んでると魅力もそれなり感じるんだよなぁ…好きな人の気持ちが分かるというか。
これもまた独特な作品だけど、絵本の短さもあるのか読みやすい印象とシュールでもどっかかわいい雰囲気も。 -
絵本って難しい。
題名と内容にどんな繋がりがあるのかさっぱり分からなくても、良いんだから。 -
シュール!!!
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2人の子どもが突然現れた自転車に乗って旅に出る絵本。
その不思議な時間軸をたどるように、章がとびとびで。
最終章は22章となっているけれど、実際に描かれているのはそのうちの9章分だけ。
14足のくつなんて出てきた?とか、なんか不思議を考えながら読む絵本でした。 -
ゴーリーの断片。アメリカのゆがんだ精神面。
12/1/19