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- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309270609
感想・レビュー・書評
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鎌倉で器を扱うギャラリーを経営している文筆家の著者が、自身の思う「器とは」を語り、気に入っている作家の作品と作家自身を紹介している一冊だ。
語られている内容は他の著作と変わりはなく、紹介されている品も当然ながら似たテイストのものが多いのだけど、一貫した姿勢のようなものが見えて興味深い。
このギャラリーの品揃えが好みの人にはとても楽しい本田と思う。後半に作家のインタビュー記事があるのが面白かった。
娘さんのために焼いてもらった茶碗を割ってしまったときの思い出話は、なんだか親戚のおじちゃんとのつきあいのようで、心が和んだ。こういう風にものや作り手とつきあっていくって、いいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
買いたい。現代陶芸若手作家たちの作品。
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日常という営みに潜む幸せを、そっと教えてくれる本。器の写真もさることながら、文章がいい。
「日々の食卓にわたしは美しい器を求めているが、その美しさというのはつまるところ、なんでもないものである」
(文中より)
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