- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309271859
感想・レビュー・書評
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気のあった仲間の集団から生まれたバンドという「組織」。「組織」が大きくなると自らがそれを生み出したのに、メンバーはその「中の人」となり、あるものはそこから去り、あるものは自分を捨てさせられ組織を守る。まさに「個人」と「組織」の問題がここにある。本作はバンドやグループの最後の時に焦点をあてたバンド名鑑としても読めるので、私が60年代や逆に90年代のバンドに詳しければもっと楽しめたろうな。「キングクリムゾン」の隣に「殿様キングス」が紹介されている構成・・・というのにビビっと来た人はおすすめ。
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バンドは誰のものか、と考えさせられる。
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子供の頃好きだったバンドから
青春をともにしたバンドまで沢山のバンドの
解散の真実が記されている。 -
結成の年代ごとに、バンド(アイドルと国内外のロックバンド中心)の
メンバー構成や結成から解散に至るまでを解説した本。
雑誌記事のインタビューなどを基にして構成され、あくまで
客観的視点を目指している。
掲載されているバンドのジャンルに偏りはあるが、おおかた
人気のバンドは網羅されている。
懐かしかった。真偽のほどは定かではないため資料的に読むと
いうより、あれこれ想像して気楽に楽しめる人向き。 -
洋楽邦楽を問わず有名バンドの解散や活動休止秘話を集めた本。事例から学ぶ組織論として読んでも面白い。
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ライターの私見を交えず淡々と知り得たことのみを綴るのでなければ、バンド、ユニットの臨終の一部始終を200組分なんてまともに読める気がしない。ある意味奇跡と。