- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309275888
感想・レビュー・書評
-
展覧会図録と思えない充実振り。しかし小夜子さんのことだから写真はもっともっとあるんだろうな。写真集もエッセイも絶版、古書で凄い値になってるので、これは買い!
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山口小夜子さんと同じ誕生日であることがわたしの唯一の誇りである。
山口小夜子さんの切れ長の目は実は化粧によって緻密に作られたものであり、本当は二重まぶたのぱっちり目なのだ。そういえばマリリン・モンローのあの唇も何種類もの口紅を重ねて作られていたのだっけ。そういう、決してナチュラルとは言えない「飾られた美しさ」に、美しくあるということはどういうことなのかを考えるヒントがあるような気がした。
-
美しい人だ。モデルを体現した人だ。凄み。
-
子どもの頃、CMに映し出された言葉では言い表せない美を表出していたこの人。心ひそかにあこがれていました。
生き物であって生き物でない。地球上に存在しながら魂は別のところにある感じ。美人薄命。
残念なのは本で見ると動きがなく、じっと見ていられるから彼女の人間らしい一面が垣間見られる。
彼女の痩身に夢や希望や活動とか意思があったのがわかるとちょっと身近になった。
そこが問題でそのまま誰か知らない月の住人のままでおいた方がわたしにはよかったかも。
時代がこの人を求めた。この人のいた時代は未来を信じられた時代の気がする。 -
なくなってもう10年になる
構成がとてもよくまとまっているとおもった
山口小夜子さんがトップモデルであったことがよくわかる
日本人デザイナーを表現する人はこの人しかいない
大和というイメージがぴったりだ