- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309279312
感想・レビュー・書評
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なんといったって、60人ものアーティストが参加したというイラストがすばらしい。完全にリアリズムタッチの絵もあれば、デザイン的なものも、美しい色使いで描かれたエレガントなものも、動きを大胆に描いたものもある。すごくバラバラなのに、全体が「型にはまらないこと」というコンセプトで束ねられているから統一感がある。
人選はときおり微妙だったりもするけど、むかしから偉人伝に入ってきたような人もいれば、今現在を生きている市井の人や、ふつうの小学生(!)もいたりして、とてもユニーク。ページを繰るたびにつぎはどんな人が来るだろうという楽しみがある。
文章もよく練られていて読みやすい。大人から子どもまでオススメです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少女のための絵本。世界を変えた100人の女の子の紹介です。勇敢で、好きなことを突き詰めて、そして努力を重ねてきた先輩たちの物語です。行動することは、外に表現すること。
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たくさんのすごい女の子たち。
知らない人もいっぱいいた。 -
2018.08.13 「ココ・シャネル」を図書館サイトで検索したら出てきた。
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Dear for Rebel Girls!
好きな服を着ること。
勉強すること。
スポーツをすること。
絵を描くこと。
好きな職業に就くこと。
自分の意見を言うこと。
そんなの当たり前。
でも、かつて女の子はそのどれも認められていなかった。
もしかしたら、今も。
女の子はこうあるべき、そう誰かに言われた時、「そうね、その通りよ」なんて言って疑いもせずにあなたは頷ける?
あれもこれもやっちゃダメ、そんなのが当たり前だなんて思える?
絶対おかしいよね?
だって、男の子はそのどれもできるんだから。
男の子と女の子の違いって、体の作り以外に何かある?
ルース・ベイダー・ギンズバーグ(Ruth Baper Ginsburg、綴と読みが違う気がするけれどいいのかな?)はアメリカの最高裁判事。
9人まで、と決められた判事のうち、何人が女の人になったら満足か、と言う質問に対し、彼女は、
「『九人です』と答えます。たぶんびっくりされるだろうけれど、今までがずっと九人全員が男の人だったんですよ。
それでもまゆをひそめる人なんていなかったでしょう?」
と言う。
王貞儀は「女の子だって、英雄になれるのよ」(59頁)と言い、
ヒュパティアは「考える権利を大切にまもりなさい」(127頁)、
ヒラリー・ロダム・クリントンは「あなたはなんでもなりたいものになれる」(129頁)と言う。
なんてみんな力強いんだろう!
もちろん彼女たちの功績は、全てが正しいわけではないし、見る立場によって全然違う意味になることもある。
けれども共通して言えるのは、彼女たちは、自分のために生きたことが、世界を変えていったと言うこと。
誰だって、初めから英雄だったわけではないのだ!
でも、一つだけ悲しいことがある。
どうして、日本の女性の名前は一つしかないの?
それは著者が欧米出身だから?
それとも、この国は、伝統の名の下に女の子を縛り付けてしまっているから?
女の子たちよ、反抗しなさい!
「女の子だから」を呪いの言葉にしてはダメ! -
古今東西女性の偉人の図鑑のようなもの。ボリュームたっぷり。知らない人もたくさんいた。
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最高。
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娘が大きくなったら一緒に読みたい一冊。
世界の有名な女性たち100人を一人ずつ紹介する本。
特に日本ではどうしても男性のイメージが強い科学者や政治家、エンジニアなどの女性も登場。
ジェンダーロールに縛られず、世界的にみると自分の好きや得意を活かして、色んなことを成し遂げてる人がいるんだよ、と娘と一緒に読みたい本。 -
良かったけれど、アジア系の顔が吊り目かつ細めでこの表現でいいのかな〜とは思ってしまった。
子供にはいいかも。