才能の科学;人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309300221

感想・レビュー・書評

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  • 育児をする上で参考にできるのでは?と思い読んでみた。才能と練習の積み重ねで、いかに効果的かつ目的を明確にした質の高い内容で取り組めるかに尽きると理解した。あとはいかに自発的に継続できるかもポイント。
    まぁ、プロではなくそれなりに成果を出すくらいなら、何を始めるにしても遅いと言うことはないと理解した。
    何か始めたいと思った時、それがすぐに出来る環境は作ってあげたいと思った。

  • 読了。単に長時間訓練するだけでは才能は花開かない

  • 才能の正体が事例でわかりやすく解説されていた。

  • 修練は才能に優ると説く。最大の特徴は、著者自身が一流の結果を残したアスリート(卓球選手)であり、成功要因を語るにおいて、説得力がある点。練習内容も、時間を掛け数をこなすだけでなく、常に一段高い所に目標を置き、質の高さを伴う事が肝要。途中から既知の実験がダイジェストに引用されたり、また必ずしもトレーニングだけが差異を生む要素なのか疑問(仮に全プレーヤーが同じ質量の練習を積んだならどこで勝敗が分かれるのか)もあるが、それを差し引いても、我々が普段、才能という分かりやすい「答え」をいかに信じ過ぎているか、見直すきっかけにはなった。

  • 3部作の最後 「人の能力の可能性」を認める
    超ブラシーボ効果 戦場で食塩水を麻酔薬として手術 「人の意識」の強力さ
    才能は先天的より後天的 ものすごい可能性を認める

  • 先天的な特性より質の良い努力をたくさん積むことが重要
    ものすごい速さの球を打ち返してるプロの卓球選手もテニスのサーブには反応できない例なども印象的だった。

    意識と無意識の違いや、人種による差異も誤謬であるなど示唆に富む内容だった

  • 才能ではなく努力
    10000時間法則
    著者は元卓球のアスリートとは知らなかった。好きこそ物の上手なれなのは間違いないけど、努力し続けられるエリアを持てる事こそ才能な気がする。そしてその様な環境を得られる運も大事。でも天性のものなんて無いと思えるとフェアな気がして生きる希望が持てるかもね。

    部下やアスリートを褒める時は知性を褒めるのではなく、努力を褒めるのは大事というのはちょっと気をつけるかな。ついつい直感で君は優秀とか言ってしまうので…

    読みやすいが、多少説明というか具体例が冗長な部分があって飽きる。プラシーボ効果の話とか最後の黒人アスリートの話とかはもっと簡潔でも良いのでは…

  • 才能パターン認識派。
    一章で感銘を受けたら訳書あとがきで冷静に。
    練習時間論と才能ある論に揺れつつも練習それ自体にスポーツ楽器に関してはマネからはいのでやや納得感はある。
    物語調だが後半は似たエピソードで退屈気味。

  • 勉強の出来る人、スポーツで秀でた結果を出す人などに体して、生まれ持った才能と片づけてしまう事が多いが、著者は卓球でイギリスチャンピオンとなり、オリンピックでイギリス代表になった。
    その著者が「才能なんてものはなく、すべては努力」と言っている。
    タイガーウッズやベッカムなど、スポーツで世界を魅了する選手は、小さいときから、自分の意思で練習を練習とも思わず、何度も自分の限界を超える練習を続けていた。
    傑出するために近道がある証拠は一切無い。と言うセリフは有機をもらえる反面、成功の会議を握るのは才能ではなく練習なのだ。と言う言葉は、自分のこれまでのしてきたことを振り返り反省すべき点が数え切れないほどあるなと暗くなってしまう。

    より賢く、より深く、より目的を持って訓練(練習)する目的性訓練をすることが、実力を飛躍的に向上させる練習方法

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著者プロフィール

作家、英『タイムズ』紙コラムニスト。オックスフォード大学哲学政治経済学部を首席で卒業。卓球選手として活躍しオリンピックにも2度出場。著書に世界的ベストセラー『失敗の科学』『多様性の科学』他。

「2022年 『才能の科学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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