- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309403625
感想・レビュー・書評
-
読後10年弱経ちますが、自分の信念を貫く少女(女性)の姿は忘れられません。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20年以上まえの本なんだが、とてもいい保存状態で手にいれることができた。
天才と思える女性と相思相愛になったときに参考になる小説。
著者自身天才で天才少女と凡人の恋愛を描いた本。 -
【堀田あけみ】
さんの本です。
23歳と14歳?
んーと。
9歳差の
社会人の男性と
中学生の女の子の恋愛模様。
今のあたしに
なんか
共感。
恒例の
気になるところ☆
【二人の間に、まだもしもの入る余地があるということだ、と正行は思った。もしもの入る場所なんかないくらい、強い結び付きが欲しいと思った。】
すてき。
偶然を必然に。
【私は強くなんかないよ。そう見えることは知っているし、す見せようともしてるけど、本当は一人でいるとすごく弱いんだよ。すごく誰かに頼りたい。それが嫌なの。一生懸命頑張る人は、強いから一人でいいの?何もしない人は、強くないからみんなで助けてあげるの?そしたら何もしない方が得だ!!】
すごく
共感できる。
この、主人公あれんの気持ちが痛いほどよくわかる。
似てるな。
【他人がどう言おうと好きなものは好きなんだよな。一般論に負けての妥協をしない。他人に言いくるめられて、幸福でもないのに幸福だと思い込んだりしない。】
好きなことは、
自分で決める。
この本、
途中なんだこのストーリー
とおもったけれど、
なんか
今の自分に
主人公の姿が重なって
なんか
共感してしまいました*
-
中学の時に読んで思ったのが「この男、情けない」だった。大人になって読んだ感想は「この女の子、怖い」だった。想いが強すぎる激しい思春期の女の子と、それに戸惑いながら引きずられる大人の男の痛い恋愛です。
-
主人公、亜蓮(あれん)に釘付け!!!!てゆか首ったけ??笑
本当に魅力的な女の子でした。
「あの幼い横顔を見た日から、正行はこの一途な、純潔な娼婦に魅せられてしまったのだ。」という表現がすき。
一見平凡だが、亜蓮に言わせればいい人な正行と、姉のめりーさんへのコンプレックスを持つが、素晴らしい才能を持つ作詞家、亜蓮の愛の物語。
最後、亜蓮が何のアクセサリーもつけず、真っ赤なノンスリーブのドレスと真っ赤なルージュにマニキュアをつけて、正行の前に登場したシーンに身の毛がよだった。
「薄暗闇の中、亜蓮は思わず横っ面張りたくなるほど生意気な、勝ち誇った笑顔を一杯にひらかせていた。」で終わる。
壮絶!!!!