- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309412429
感想・レビュー・書評
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正直あまり理解できなかった。とくに前半は読み飛ばした感じ。社会において人々が役割を担っているということについて考えさせられた。
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人は確かに変わることのできる生き物だけど、果たしてこの本は何が言いたかったのか。家族論? 形而上学的な生きる意味論? あるいは洗脳の可能性? そもそも人間は誰しも社会的役割を何かしら担っているものなのに(きっと)。
環《サークル》の規模がどれくらいかわからないけど、一般世界が「私達のサークルよりも、自殺者が多い」(p.146)なんてあり得るだろうか。それに、冒頭がセンセーショナルな割に、それ以外の雰囲気がまるっきり違って、あからさまに冒頭がツリだったんだなぁって感じでその点も興ざめ。 -
うーん。最初の方とか設定は良かったんだけどなぁ。途中からよくわからん。
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タイトルと書き出しに圧倒されました。表紙の写真もあって監督の表現したいイメージが伝わってくるようです。物語としては?な部分も多いですが、設定が良くできていて面白いです。血ドバドバなのが好きというところもあるかもしれません。
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同名映画を発展させた小説で『紀子の食卓』の原型になるという位置関係が少しややこしい小説。そういったことは関係なく、テンポが良く読みやすい。小説家としても園子温はすごいと言っていいと思う。ひとつの小説として成立している。映画を観てないけれど、これ単体でも十分成立している。新しさをまとった鋭い小説として評価していいと思う。
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あなたはあなたはの関係者ですか? 愛知県豊川市 上野駅コインロッカー 時候じこうの挨拶 徹三 ミツコとヨーコ 紀子の食卓 レンタル家族 砂漠 アイドルグループ 廃墟ドットコム
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2002年5月。新宿駅8番線ホームから女子高生54人が集団飛び込み自殺。連鎖自殺の続く中、やがて「自殺サークル」の存在が浮かびあがり…。映画「自殺サークル」の謎に全てこたえる、監督自身による書き下ろし小説
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「自殺サークル」ではなく「紀子の食卓」の小説版だった。これだけだと訳分からないと思うけど、映画観てるとちょっと発見があったりする。映画の補助的な感じで読むのがいいかも。