学校では教えてくれないお金の話 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 175
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309412474

感想・レビュー・書評

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  • 読んで良かった。内容は少し古いのかもしれないけれど、金子マインドを今読んで良かった。この人が今も生きていたら、どんなことを言ってたんだろうなぁ。

  • 2015.5.23 節約方法、商品購入のプロセスにおけるAIDMAの法則(attention=注意、interest=興味・関心、desire=欲求action=行動)、「サービス業=家賃+設備費+人件費」やファミレスのドリンク飲み放題が儲ける理由が面白く、参考になった。公立と私立の学費の差に驚いた。難関校は、社会的評価の高さに加えて、質の高い教育を安価に受けることができるという指摘も興味深い。確かに国公立難関校などはそうかもしれない。さらっと読めて、お金の使い方を反省できる本。

  • 今となっては作者の遺書みたいである。
    書かれているのは「金」の話だけではなく、どう「生きるか」ということ。
    もっと作者の意見を聞きたかった。

  • お金の価値は変わる お金が回れば、みんながハッピーになる ゴミの量が多ければ、景気が良いということになります 時間もお金の一部です お金がなくてもゴージャスに暮らせる 節約を身につけていれば、収入が少なくても生活できる、強い生き方が出来るのです 友達はお金にも勝る「財産」 

  • 簡単に読めるし、生徒に薦めたいな

  • 14歳に向けたお金の話。人生にはいくらお金が必要になるのか。お金とは何か。物の値段はどう決まっていくのかなど、今さら人に聞けないという大人にとっても勉強になる。
    筆者の楽しく、賢い節約術も、面白い。

  •  この本は金子さんが大好きだった「買い物」という視点から身近な経済事情や経済用語を分かりやすい言葉で説明がなされています。
     途中でその説明がマンネリにならないように、買い物での小ネタや裏情報などが満載で最後まで読み進めるのに飽きさせない配慮がなされています。
     また、「お金とは」どんなものか。「金持ちとは」どんな人のことを言うのか、など金子流の考え方も書かれています。
    この本はたくさんの子供達だけではなくて、子供を持つ親の世代の人たちにも読んでほしい。
     子ども達と一緒にお買い物に行って、世の中の仕組み、経済の仕組みが身近にこんな風になっていることを教えてあげてほしいと思います。

     最後にこの本のあとがきの部分と帯の部分を同じ事務所で親友でもあった内科医のおおたわ史絵が書いています。
     おおたわさんは、金子さんより先に金子さんの病気(=肺カルチノイド)の告知を受けていたそうです。
    そのおおたわさんが書いたあとがきと帯の部分の内容は感動的で今でも印象深い本の一冊になっています。

  • 中学生を想定読者として書いてあるため、平易で理解しやすい内容だった。
    お金持ちを、お金を回せる人とする著者の考え方に、なるほど、と納得。

  • 軽く読める物でした。子供が読むには最適かも。

  • 【お金の仕組み、教えます!!】
    学校では教えてくれないお金の話しを、流通ジャーナリスト金子哲雄氏が分かりやすく解説してくれています。

    お金が生まれた経緯、世の中の値段の決まり方、(金子氏らしい)賢いお金の使い方などが掲載されています。

    この本を通じて金子氏が伝えたかったのは、
    ・「お金がいっぱいあること=幸せではない」
    ・賢い生き方をして幸せに生きよう
    ということのなのだと思います。

    「自分たちの身の丈になった生活をしながら、どのように幸せを感じるか」という人生の1つのテーマに関して、金子氏は本気で考え、実践してきた方なのだと感じます。

    私自身も、自分にとっての幸せの定義を、そろそろ考えてもいいのだろうと思いました。

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著者プロフィール

1971年4月30日千葉県生まれ。慶應義塾大学卒業後、株式会社ジャパンエナジーに入社。独立後は独自の取材と切り口で、流通ジャーナリスト兼プライスアナリストとして、TVや雑誌などの各メディアで活躍。2012年10月没。

「2013年 『学校では教えてくれないお金の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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