- Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309419190
感想・レビュー・書評
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著者初読み!
初読みで選ぶ作品では無かったかもしれないと
思ってます。
著者のことをもっと知ってから読んでいれば
印象は変わったと思います。
それでも、私にとって新しい世界を
見せてくれた気がします。
著者の別作品読みたくなりました。 -
宮部みゆきさんの初SF作品集。
勿論、宮部さんが書くSFなんて、魅力的に決まってるだろうと思っていましたが、予想を裏切らず心を掴まれる作品集でした。
SFですが、想像するのが大変なディストピアなどでは無かったので読みやすかったです。
あ、まじか!っとびっくりするような展開があったり、うわぁ嫌な感じだ…となったり。
疲れ過ぎずに、でもしっかり作り込まれた世界を楽しめました。 -
宮部さんらしいというか、とても人間臭いSF短編集。ハードなSFを期待すると肩透かしを食う。暗澹とする話ばかりだけれど、嫌いじゃない。登場人物たちが抱える心の闇の描写はさすがです。
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SF短編集。
特に印象に残ったものは以下の2つ。
「母の法律」でのマザー法。実際に存在しそうで、親子の関係性がいろいろあり、こういう発想とかとても好き。
「戦闘員」の監視カメラが異生物的なものも好きです。少年と初老男性が強力して立ち向かう姿が何とも言えません。これは続きが読みたくなりました。
久々の宮部さんの作品。事前情報無しで手に取りました。とても楽しみにして期待も大きかったせいもあるのか、今回はちょっと自分には合わないトコがあったのかも。 -
宮部みゆきのさよならの儀式を読みました。
宮部みゆきのSF短編集でした。
8編の短編が収録されていますが、最初の6編はあまりピンときませんでした。
海神の裔と保安官の明日は面白く読みましたが。
宮部みゆきはSF短編は不得意なんだろうか、と思ったのでした。 -
物語を紡ぐことが全く出来ない自分にとって、小説を読む喜びの1つは「なんで?どうしてこんなお話が思いつくんだろう?」という驚き。今回も我らが宮部さんは、多種多様な色合いでのビックリをくれたのでした。ああ〜怖くて切なくって面白い。
帯には『宮部みゆき、初のSF作品集』ってありますが、そもそも、宮部さんはSFはたくさん書かれてるとは思うのですが…(蒲生邸事件や、クロスファイヤ〜シリーズなど)短編集って意味でかな?
8つのお話。この世界で生きていて、何十年、何百年も経ったら、起きてるかもしれない?と思うようなことも多くて…怖い怖い。
初期の頃から読んでいて、宮部さんは『性善説』の作家さんだ!と言い続けているワタシですが、時に残酷でシニカルで、だけど読みやすくって深くって…宮部ワールド全開です。
ワタシ的には、宮部さんらしく感じる表題作の「さよならの儀式」と、ある映画を思い出した「保安官の明日」が好きでした。でも、どれも面白い、語り口が一級品です。 -
SFっというジャンルです。なんて考えずに読んだ方が良いと思います。
SF要素の強い作品で、どうも気持ちがついていけずに読み終えてしまう作品がありますが、どうしてかな?ってずっと考えていました。
そして、今回この作品を読んでわかった事があります。
SF作品において、共感できないものは、せっかく良いストーリーだったのに、何故?ここで不可思議要素をもってくるの?って思う作品です。
例えば犯人が分かって、刑事さんが犯行に至った経緯を説明してしている時に、いや、実は脳を宇宙人に支配されていたから起こった事件だった、これもこれも現実ではない〜みたいな。
あーあーせっかく良いストーリーだったのに、そこで?みたいな。
次元ループし過ぎて、え?そこ違くない?みたいな。だから、今回の一冊、前面にSFです。みたいな感じで読まない方がよいです。
普通の作品として読んだ方がしっくりきます。 -
著者初のSF作品集。SFテイストは作品によりさまざまですが、著者ならではの、読みやすいタッチながら、丹念に人間の業や闇、そして希望を描く作風は変わらず。
ロボットと人間を描いた表題作や、親と子の関係に切り込んだ「母の法律」が特に印象深かったです。 -
SFをちまちまと読み始めた。
まずは大好きな宮部みゆきさんから。
コメントありがとうございます!
オススメありがとうございます。
気になっているタイトルなので、
これを機に必ず読みます!
コメントありがとうございます!
オススメありがとうございます。
気になっているタイトルなので、
これを機に必ず読みます!